■冬場の感染予防 ~感染症から身を守りましょう~
暑かった夏が過ぎ、これから、だんだん寒くなり、空気が乾燥する季節となります。冬場には、新型コロナウイルス感染症だけでなく、インフルエンザやノロウイルスを中心とした胃腸炎や食中毒が流行しやすくなります。
感染症は、ウイルスや細菌などが体内に侵入して増え続け、発熱や咳(せき)、下痢などの症状が出ることを言います。原因や感染経路は違いますが、基本的な予防方法は同じです。感染症にかからないためには(1)感染経路を断つ(2)予防接種を受ける(3)免疫力を高めることが大切です。
(1)感染経路を断つ
感染経路には、飛沫(唾液が会話や咳、くしゃみで飛び散る水滴しぶきが、口や鼻、目の粘膜から体に入り込む)、接触(ウイルスなどで汚染した手指で口や鼻、目の粘膜を触る)、エアロゾル飛沫(空気中の小粒子や飛沫が浮遊している状態)、経口(病原体を含む水や食べ物を摂る)などがあります。
(2)予防接種を受ける
流行前に受けることで、発症する可能性を減らし、もし発症しても重い症状になるのを防ぎます。
ノロウイルスには予防接種がなく、治療は点滴などの対症療法に限られています。
(3)免疫力を高める
免疫力(ウイルスや病原菌から身体を守る力)が弱まっていると、感染しやすくなります。また、感染したときに症状が重くなる恐れがあります。日ごろから、十分な睡眠とバランスの良い食事を心がけ、免疫力を高めておきましょう。
問い合わせ:
仁淀川町役場健康福祉課【電話】35-0888
池川総合支所池川地域課【電話】34-2112
仁淀総合支所仁淀地域課【電話】32-1132
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