■「救えるはずの命を救う!」
災害時に感染症への感染を防ぐためには、在宅避難することが最大の対策であることから、自宅に留まることができるよう、日頃から自宅の耐震化や家具転倒防止器具、感震ブレーカーの設置、家庭内備蓄などの準備をおすすめします。
◇避難所の感染対策について
大規模な災害の発生時には、ライフラインの途絶や清潔な水の不足による飲料水の不足、不十分な手洗い、トイレやごみ置き場などの衛生環境の悪化など、さまざまな要因が重なり、感染症発生リスクが高まることが知られています。特に避難所など、人が密集する場所ではそのリスクが高く、インフルエンザ、ノロウイルス、新型コロナウイルスなどがあげられます。
◇風水害時などの避難
・自宅が浸水する地域でない場合や浸水の恐れがない階層の場合→可能な限り自宅に留まる(在宅避難)。
・浸水の恐れがない地域に親戚知人宅などがある場合→早い段階で避難する。
・浸水しない地域にある宿泊施設などが確保できれば、早い段階で避難する。
◇地震時の避難所などでの感染症対策の基本的な対応方法
・自宅が損壊・焼失などせず、自宅に継続して生活できる場合→可能な限り自宅に留まる(在宅避難)。
・自宅が損壊、焼失などして、自宅で継続して生活できない場合→親戚・知人宅への避難が可能であれば、そこへ避難。
・自宅が損壊・焼失などして、親戚・知人宅などへ避難が困難な場合→マスクの着用などの感染症予防対策をした上で、避難所などへ避難。
問い合わせ:仁淀川町役場総務課 危機管理室 防災アドバイザー 西森 冨士夫
【電話】35-0111
<この記事についてアンケートにご協力ください。>