土佐町のSDGsの取り組みを毎号ご紹介していきます!
土佐町の持続可能なまちづくり(SDGs)についてご紹介する「これまで×これから」。
今回のテーマは前号でも扱った「水」について、その中でも「生活排水」についてです。生活排水は私たちが生活の中で使った水のことです。
みなさん、私たちが生活で使っているものをそのまま流すと、どれくらい海や川が汚れるかしっていますか?
水の汚れを表すものに「BOD」(生物化学的酸素要求量)があります。BODの値が大きいほど、汚れがひどいといえます。(BODについて詳しく知りたい方は『生活排水読本』で検索!)
魚が住める水質は、一般的にBODが5mg/ℓ以下といわれています。
さあ、私たちが普段使っているもので、どれくらい水が汚れてしまうでしょうか。
どうでしょう?もし、使った水がそのまま流れてしまうと、川に住んでいた魚はたちまち住めなくなってしまいます。
土佐町でも、パイプから泡だった水がちょろちょろ流れているのを見かけませんか?
自分の家の排水のしくみを今一度確認し、大切な川を守るため、できることから始めましょう。
例えば…
・油をどうしても捨てなければならないときは、新聞紙などに吸わせて捨てる。
・飲み物は飲み切れる分だけ注ぐ。
・シャンプー・リンスは適量を守る。
など、なるべく汚れた水をそのまま流さないようにみんなで意識していきましょう。
参考:生活排水読本(環境省)
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