文字サイズ
自治体の皆さまへ

まちのNEWS(2)

22/24

高知県土佐町

◆第44回早明浦湖水祭水神祭、ダム見学会
令和6年8月3日(土)嶺北4町村で構成する早明浦湖水祭実行委員会の主催で、第44回水神祭が行われました。今年は、香川用水通水50周年にあたり、池田豊人香川県知事をはじめ、香川県内多くの自治体首長さんがご参列くださいました。
四国四県の行政関係者が一堂に会し、四国の水がめとして多くの方の暮らしを支える早明浦ダムの建設に携わった先人の方々のご労苦に思いをはせ、感謝と慶弔の意を捧げました。

水神祭終了後は香川用水通水50周年を記念し、国土交通省吉野川ダム統合管理事務所、独立行政法人水資源機構池田総合管理所、土佐町の企画で早明浦ダム見学会が行われました。水神祭に参列くださった方の中から約50人ほどが参加し、ダムで進む大型改修工事の現場を歩きながら、その役割や改修による減災効果になどについての説明を受け、ダムの重要性を再認識しました。

◆日独スポーツ少年団同時交流事業
土佐町スポーツ少年団がドイツスポーツ少年団を受け入れ

日独両国のスポーツ少年団の青少年および指導者の相互交流により友好と親善を深め、国際的能力を高めるとともに、両国の青少年スポーツの発展に寄与することを目的に、2023年に調印した『日独スポーツ少年団国際交流協定書』に基づき実施され、ドイツから通訳者を含め10名(ドイツ少年団は9名、16歳~19歳)が来町しました。ホームステイ家庭の皆さん、受け入れをいただき誠にありがとうございました。

▽7月30日(火)
愛媛県から高知県入り→桂浜水族館、桂浜散策→町長、副町長、教育長に表敬訪問→ホストファミリーとの対面→歓迎パーティー(フォーラム末広)→石原コミュニティセンターで宿泊

表敬訪問では通訳を通じて、今回の交流で楽しみにしていることなどを伝えてくれました。歓迎パーティーでは通訳が1名であるため、コミュニケーションが不安でしたが、英語での会話や、スマホの翻訳アプリを活用して会話が盛り上がりました。

▽7月31日(水)
バームクーヘン作り体験、川遊び→嶺北高校生とのディスカッション(れいほく教育魅力化・交流支援センター)→ホストファミリー宅で宿泊

バームクーヘン作り体験では炭火で焼き、仕上がったものをその場でおいしそうに食べていました。近くの川に行き川遊びを楽しみました。れいほく教育魅力化・交流支援センターに移動し嶺北高校生とのディスカッションを行いました。お互いに緊張が見られましたが、その中でもお互いが意見を出し合い話し合いを深めました。

▽8月1日(木)
剣道体験(土佐町小中学校武道場)→カヌー体験(さめうら湖)→ホストファミリー宅で宿泊

土佐町側は少年剣道の子どもたち、土佐町中学校剣道部の部員も参加し交流しました。剣道についての基本的な座学、じゃんけん剣道、面をつけての基本的な素振り、子どもたちの模範稽古の見学などを行いました。ドイツ団の男子3名が面をつけての立ち合いを実践することができました。
カヌー体験ではホームステイ家庭から大人2名、子ども1名の参加もありました。カヌーに乗り込み、体験とともに湖の気持ちよさも体感しました。カヌー体験終了後は浮桟橋から湖面に飛び込むなど自由な時間を過ごしました。

▽8月2日(金)
町内巡り(高須地区の棚田、高須ふれあい牧場、土佐町たい肥センター、早明浦ダム)→川遊び(本山町汗見川)→さよならパーティー(道の駅土佐さめうらバーベキューテラス)→石原コミュニティセンターで宿泊

昼食後、ドイツ団の希望により川遊び(本山町の汗見川)を行いました。5~6mの高さから多い人は6回、7回と飛び込みを行ったり、浅瀬で遊んだりととても楽しんでおり、予定時間をオーバーするほどでした。
さよならパーティーではホストファミリー単位で席を作り、土佐町最後の夜をゆっくりと楽しんでもらいました。パーティーの終盤では感想などを発表してもらいました。
石原コミュニティセンターに戻るとスタッフの方がアユの塩焼きを準備してくれており、気に入った人は2匹、3匹と食べていました。その後、花火やダンスを楽しみました。

▽8月3日(土)
南国市内のレストランで早めの昼食をとり、高知龍馬空港へ移動。午後1時30分の東京行きの飛行機で高知県を離れました。

◆令和6年度 第36次十和田市交流使節団 in土佐町
高知市出身で晩年を旧十和田湖町で過ごした文豪「大町桂月」が縁で、大町桂月のファンであった土佐町の土佐酒造前社長が、大町桂月の命日に終焉の地である蔦温泉に「桂月」を贈ったことや土佐町の熱心な大町桂月研究グループとの交流等がきっかけとなり、旧十和田湖町と土佐町が昭和60年6月21日に姉妹都市締結を行いました。また、旧十和田湖町と土佐町は人口規模がほぼ同じであったことや林業が盛んであるということ、「四国の水がめ」といわれている早明浦ダムや町内を四国三郎と呼ばれる吉野川が流れている土佐町に対し、十和田湖と奥入瀬渓流をもつ旧十和田湖町は「水の郷」といわれ、共に水が豊かなこと、国指定の天然記念物のイチョウの樹があること等共通点が多かったことも姉妹都市締結の理由といえます。
昭和62年から夏期は十和田市から土佐町へ、冬期は土佐町から十和田市への交流親善使節団として児童のホームステイによる交流を続けています。8月9日から12日までの4日間の交流の様子をご紹介します。

▽1日目(8月9日)
7名の十和田市交流使節団は三沢空港から羽田空港を経由して、高知龍馬空港に到着後、使節団一行は土佐町へ。歓迎式では、髙橋副町長、土佐町交流事業推進委員会高石清賢会長からの歓迎の言葉を受けた後、使節団員からも自己紹介。その後、記念撮影をし、それぞれの受け入れ家庭に向かいました。

▽2日目(8月10日)
2日目の午前中は、町内めぐり。まず土佐酒造と桂月館を見学し、お酒の造り方や十和田市との交流の架け橋となった大町桂月先生について学びました。そして、早明浦ダムを見学しました。早明浦ダムの役割や、現在行われている早明浦ダム再生工事について学びました。
昼食後は待ちに待ったSUP and 川遊び。十和田ではほとんど川遊びをしたことがないという子どもも澄み切った冷たい水の感覚を全身で楽しんでいました。その夜は、さめうらBBQテラスにて交流会を開催。受け入れ家庭同士でバーベキューなどをして楽しみました。

▽3日目(8月11日)
各受け入れ家庭と観光地巡りやウォータースポーツなど、さまざまな場所で楽しい思い出づくりをしました。夜のお別れ交流会では団長をはじめ子どもたちが3日間で学習したこと、体験したことを振り返りながら交流し、親睦を深めました。

▽4日目(8月12日)
最終日、使節団員は役場前に集合し、町関係者・受け入れ家庭の方々に見送られながら土佐町を出発。坂本龍馬記念館と桂浜で龍馬像を見学し、高知龍馬空港に到着。
使節団員たちは見送りに来ていた土佐町の子どもたちと最後のお別れと再会の約束をし、たくさんの思い出を胸に帰路につきました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU