■企画展
▽「古生物復元画の世界」開催中~11月24日(日)
私たちはなぜ、人類の誕生よりずっと前に絶滅した古生物の姿を、生き生きと思い描くことができるのでしょうか。
本企画展では図鑑や博物館のグラフィックを数多く手がける画家・イラストレーター小田隆氏の原画を展示します。膨大な資料を基に、科学的に進められる制作プロセスをたどり、美術的観点と科学的観点の両面から、絶滅した動物をよみがえらせる復元画の魅力を紹介します。
四国では初の原画展となります。本展を通して、地球の生み出した生命に迫る科学と、それを描き出す画家の情熱に触れていただければ幸いです。
▽「コウモリがいっぱい」開催中~11月4日(月・振休)
毎晩大量の昆虫を食べ、生態系のバランスを維持するために重要な役割を果たしているコウモリ。これらのコウモリについて、コウモリと人との関わり、世界のコウモリ・日本のコウモリ、最新の横倉山コウモリ情報を多くの人に知ってもらうために、写真や解説パネル、実物標本などを展示する企画展を開催します。
■観察会
▽「横倉山の樹木」11月17日(日)午後1時~3時
横倉山の第三駐車場から杉原神社までの登山道で、講師である高知大学名誉教授の石川愼吾先生の説明を聞きながら、巨大なアカガシやモミ、樹齢500年以上のスギなどを観察します。
▽「冬の鳥たち」12月15日(日)午後1時~3時
博物館の周りと宮の前公園で、野鳥の観察をします。森林に暮らす鳥、水辺に暮らす鳥、冬を越すために渡って来た鳥など、いろいろな種類を見ることができます。
■講座「あゆの病気のお話」12月8日(日)午後1時~2時30分
清流のシンボル「あゆ」の世界に病気があることはご存じでしょうか?きれいな川なのにあゆが見えない、あゆが取れない、あゆが釣れないなどには病気の問題が関わっています。そこで今回、高知大学准教授の岩城雅之先生にお越しいただき、高知県で取り組んでいる研究を交えて、このあゆの病気を紹介していただきます。
申し込みはホームページ応募フォームまたは電話にて。イベントの1カ月前から前日まで受け付け。
定員は15人。先着順。
入館料:大人500円、高校・大学生400円、小・中学生200円。長寿手帳ご提示か70歳以上の方は半額。身障者の方、小学生未満は無料。
※越知小・中学生と博物館友の会会員は無料。
お問い合わせ先:横倉山自然の森博物館
【電話】26-1060
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