6月16日(日)、東西町地域振興協議会で大規模災害を想定した防災訓練が行われました。各世帯に配布されている「無事です」と書かれたタオルを活用した初めての訓練で、タオルを玄関前など通りから良く見える場所に掲げ、安否確認協力委員(以下、「協力委員」)が担当区域を回りタオルの有無で安否確認を行うものです。
掲示の確認が完了した後は、意見交換を行いました。「実際に災害が起きるとタオルの掲示には時間がかかると思う」「確認しにくい場所へ掲示してあるお宅もあった」など、確認作業を行って気づいたことが報告されました。また、協力委員となっている方以外の住民にも協力を呼びかけたところ7名の参加があり、「協力委員以外の方も何人かいて、とても嬉しく思った」という声がありました。
発災時、少数の協力委員では確認が出来ない場合もあると想定して無事ですタオルを用意していたところ、今年1月に能登半島地震が発生。スムーズな安否確認の重要性が叫ばれたことから、直後に各世帯へタオルを配布しました。協議会事務局員の黒木さんは「いただいた意見をもとに改善していきたい。将来的には隣近所で確認する体制が作れるよう、訓練を続けていきたい」と話されました。
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