健診を受けて毎日を健康に過ごそう! ～健診結果からみる健康管理～

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■健診は健康への第一歩
町では毎年、国民健康保険に加入している40歳〜74歳の方等を対象に、特定健診・20歳以上の該当者へ各種がん検診を実施しています。健康状態を把握し、健康を維持するためには毎年健診を受けることが重要です。
しかし、令和5年度の特定健診受診状況は40代で21・8%、50代で15・8%と、働き世代の受診率が低くなっています。多くの方に受診していただけるよう、休日に集団健診を実施している他、町内外の医療機関でも健診を受けることができるようになっています。
健康への第一歩は、健診を受診して自分の体を知ることからです。家族や友人など声をかけあって、みんなで健診を受診しましょう。詳しくは、対象の方に郵送している受診券・健診ガイドをご確認ください。

▽集団健診会場でインタビュー
～働き世代のあなたが健診を受ける理由～
・今年は久しぶりに健診を受けました。コロナ禍の外出控えから、一度行かなくなると面倒になっていました。
体に不調はありませんでしたが、40代半ばになるので「何かあってからでは遅い」と思い、今年の受診を決めました。
自営業で、体に何かあると仕事が出来なくなるので、健康維持につながればと思います。(40代男性)
・健診は企業に勤めていた頃からの習慣で、今も毎年受診しています。健診を受けることで普段の行動や食事、運動などの習慣を振り返るきっかけになっています。
町の健診はワンコイン(*)で気軽に受けられるので、とてもありがたいですね。忙しい人こそ、一度立ち止まって健康を振り返るきっかけにしてほしいと思います。(40代女性)
*国民健康保険の方の集団健診費用

■～健診を受けて終わりになっていませんか?～
健診結果は必ず確認しましょう!
健診の結果は、各地区まちの保健室での結果説明会、訪問、郵送等でお返ししています。健診結果は、あなたの身体からのメッセージです。予防が期待できる生活習慣病の兆候が見つかったり、数年の検査結果を見比べることで身体の変化等を知ることができます。
健診を受診して終わりではなく、自分自身の健康状態を把握し、生活習慣を振り返って、必要に応じて医療期間を受診することで、健康づくりに役立てましょう。

◆結果説明会　～まちの保健室～
結果説明会では、健診結果をお返しし、保健師から結果の内容について個別にお話をします。検査値を見ながら生活状況を伺って、日常生活で気を付けた方が良いことや、改善に向けた運動や食事のアドバイスを行っています。
これから先も元気で生活を送るために、健康づくりで今日から取り組めることを一人ひとりに合わせてお伝えしています。

▽～結果説明会に参加して～
・保健師さんとお話をするのが好きで、まちの保健室にはいつも参加しています。健診結果の説明も、一人ひとりの状態や性格に合わせて、気をつけることや改善した方がいいことのアドバイスをもらえるのでとてもありがたいです。(70代女性)
・これまでは勤務先で健診を受けていましたが、国民健康保険に変わったことをきっかけに初めて結果説明会に参加しました。筋力低下もあり運動のアドバイスがあったので、中断していたウォーキングを再開しようと思います。(60代男性)

■特定保健指導
特定保健指導では、特定健診の結果、血圧や腹囲などの検査値から生活習慣病の発症リスクが認められた方を対象に保健師や管理栄養士が生活習慣を見直すサポートを行っています。
目的は、“生活習慣病に移行させない”こと。食生活面では食事の食べ方についての具体的なアドバイス、運動面では対象となった方の活動量や運動量などを把握した上でのアドバイスなどを行い、自分自身で改善に向けた取り組みができるように面談を重ねていきます。