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伯州綿 地域おこし協力隊員だより

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鳥取県境港市

こんにちは、地域おこし協力隊の德毛です。
2月は伯州綿畑の農閑期。現在は収穫した綿から種を取り出す綿くりと綿畑に残った綿木を抜き取り、来期に向けて畑を整えていく作業を行っています。
さて、綿は収穫後、どのように加工されていくかご存知でしょうか?まず、収穫した綿は日干しにして乾燥させます。乾燥した綿は弾力が増してとても良い感触になり、同時に綿に付いていた虫も取れて、次の作業が行いやすくなります。
その次に、今作業をしている綿くりになります。収穫した綿の中には多くの種が入っていて、綿花1個につき、20~30個の種が入っています。実は1キロの綿を収穫すると、種の重さは約700グラム。およそ7割が種の重さなのです。残った約300グラムの綿が糸になり、製品になっていくということですね。
現在境港市農業公社ではこの綿くりを電動式の大型機械で行っています。この機械は昭和生まれの日本製で、一度海外で使われていた物を逆輸入した骨董品です。多くの綿を扱うのに非常に重宝しています。調整はとてもデリケートですが、大切に使用して、これからも長く伯州綿と歩んで行ってほしいと思っています。

問合せ:農政課 農業振興係
【電話】47-1049

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