■端午の節句
5月5日の端午の節句は、春秋戦国時代の中国から伝わってきた行事で、「端午節」として、中国はもちろん、ベトナムでも祝われる行事です。
中国もベトナムも旧暦の5月5日が「端午節」となるため、今年は6月10日が「端午節」です。
端午の節句には、日本では柏餅やちまきを食べますが、中国でもちまきを食べます。ちまきの餡は地域によって異なり、北方では具がないもののほか、甘いナツメやこしあんが入ったものがあり、また、南方では肉や卵の黄身を入れた醤油ベースの味付けのものが多いようです。ベトナムではバナナの葉に包んだちまきや果物のライチ、プラムを、北部ではアヒルの肉を食べるほか、「殺虫の日」でもあり、体の中の寄生虫や風邪を退治するということから、炊いた餅米を発酵させて作ったお酒のおやつ「ルオウ・ネップ」を食べるそうです。
そのほか、大きな川や湖が多い中国南部では「竜舟(ドラゴンボート)」の競争が盛んです。
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