■栄養バランスのよい食事ってなに?
~野菜も食べていますか~
栄養管理室
栄養バランスのよい食事は主食・主菜・副菜を組み合わせることが基本です。
健康づくりの指標である「健康日本21」(厚生労働省)では、生活習慣病などを予防し、健康な食生活を維持するための目標値の一つに「野菜類を1日350g以上食べましょう」と掲げられています。
また、生活習慣病などの食事療法でも野菜類の摂取が推奨されています。
昨年開催されたすこやかセンターまつりでは、野菜350gの例、同じ量の生野菜と加熱野菜の「かさ」の違い、小鉢1杯分(約70g)の野菜料理を展示し、来場者の方に普段食べている野菜の量と比較していただきました。
野菜350gの実物を見て「これくらいは食べてますよ」と言われる方もいれば、「こんなにたくさん食べられない」「こんなに食べないといけないの」等、様々な感想が聞かれました。
野菜類には健康維持のために必要なビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれています。これらの栄養素は、(1)体を動かす成分や体を作る成分の働きを助ける(2)からだの調子を整え、免疫力を高める(3)腸内環境を改善し便秘を予防する(4)生活習慣病や肥満などを予防する等の働きがあります。
野菜は生の状態だとかさが多くて食べられないと思うかもしれませんが、加熱することでかさが減り食べやすくなります。また、一度の食事でなく、何回かに分けることで食べやすくなり、食事の栄養バランスも整ってきます。
野菜不足にならないためには、日ごろから毎食野菜を使ったおかずを組み合わせることや、野菜が少ないかなと思ったら「1皿プラスする」ことを意識してみましょう。
[注意!]
野菜類摂取の制限がある方は、医師の指示に従いましょう。
「岩美病院では、管理栄養士が医師の指示により、外来通院や入院中の方を対象に栄養食事指導を行っています。
食事の心配事や栄養指導のご希望がありましたら主治医にお申し出ください。」
■休診のお知らせ
皮膚科…6月6日(木)
問い合せ:岩美病院事務局
【電話】73-1421
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