みんなで創る 元気な村 住み続けたい 日吉津村
村ではさまざまな事業を行っており、毎年重点事業を決めて実施しています。令和6年度は6月23日(日)~8月4日(日)の間に7自治会、計9回の行政懇談会を開催し、今年度の重点事業を紹介するとともに、出席された住民の方々との意見交換を行いました(出席者合計77名)。
■総務課
○自主防災組織の活性化
日吉津村防災士連絡協議会は27人で活動し、各自主防災組織との関わりを深めて、安心安全な村づくりを進めます。
また、防災行政無線は4月1日から防災無線受信アプリの運用も開始し村民の皆様にご活用いただいています。
○職員一人一人の能力向上
今年度、日吉津村人材育成基本方針を改定し、職員一人ひとりが自らの役割を果たし、村民サービスをさらに向上していくため、職員の能力育成研修や、職員の階層に応じた研修、独自研修、職場でのOJT等を積極的に行います。
○村財政の健全な運営と行財政改革の推進
大切なお金をどのような事業に使っていくか、事業の効果なども考えながら予算をたてています。また、既存事業の見直しや使用料など歳入の見直しも随時行っており、今後も財政の適正な管理・運営を行っていきます。
■総合政策課
○海浜運動公園魅力化事業
気軽に利用できる憩いの場をめざして、村民がゆったり過ごし、子どもが笑顔になる施設などを、民間事業者のアイデアを活用しながら検討をすすめ、村内外の人が多く利用する海浜エリアとしての賑わいを高め、日吉津村のランドマークとなる公園として活性化を図っていきます。
○参画と協働のむらづくり
日吉津村を今後も活気ある村として存続させていくために、村民一人ひとりが村づくりへ参画・協働して、事業を進めることが大切です。
そのため、ボランティア活動へ幅広い世代の参加の呼びかけ、自治連合会やコミュニティ支援スタッフなどを通じた意見交換、自主的で継続的なむらづくりの活動を支援する補助金の新設など、積極的に支援をします。
○地方創生の推進
地方創生総合戦略の「人口の将来展望」では、2060年に本村の人口3,600人を維持することを目指し、各施策に取り組んでいます。総合計画では、村民の皆様へのアンケート調査を実施するとともに、村民の皆様との対話の機会を設け、後期総合計画の策定に向けた見直しの準備を行い、「みんなで創る元気な村住み続けたい日吉津村」づくりを進めていきます。
■住民課
○定額減税の実施と徴収の強化
令和6年度の住民税(所得割額が対象)は、本人と控除対象配偶者または扶養親族1人1万円の定額減税を行っています(所得税の定額減税は1人3万円です)。
また、様々な要因により滞納となった村税等について、役場職員で組織を設け、より効果的に工夫しながら、徴収に取り組んでいます。
○ながらゴミ拾いと環境施策の推進
散歩やウォーキング、ジョギングなどの運動をしながら、ごみ拾いを行う活動「ながらゴミ拾い」をスタートしました。住民課でご登録いただき、燃えるゴミの指定袋(手提げ)を10枚(年間分)お受け取りのうえ随時ご活動いただいています。
この活動の拡大やイベントの実施、取り組むべき課題の整理や方針を考えながら、環境施策を推進します。
○人権・男女共同参画の推進
男女共同参画社会の実現は、性別にかかわらず誰もが生きやすい社会をつくることです。県では、性的マイノリティのカップルなどの意思を尊重し、家族であることを証明する“ファミリーシップ制度”を開始されています。法的効果はありませんが、家族とみなし行政手続きなどが利用しやすくなるもので、村でも支援内容を明確にし、この制度に沿った対応を行います。
■福祉保健課
◆総合福祉支援室/包括支援センター/福祉事務所
○ねんりんピック「ターゲット・バードゴルフ交流大会」の開催
令和6年10月19日(土)~22日(火)まで鳥取県で開催されるねんりんピック。いくつになっても生き生きと活動し、心身ともに健康長寿・生涯現役に繋げ、人と人との絆を強く感じられる大会として、全国から来られる選手の方々に、満足していただけるような大会をめざします。
当日(10月20日~21日)の大会運営は、自治連合会、老人クラブ、米子日吉津商工会など各団体等のスタッフのご協力をいただきながら、選手へのおもてなしの心で取り組みます。
○地域福祉計画に沿った事業実施
地域福祉計画は、全ての村民が自ら地域と関わり、生涯を通して生き生きと自分らしく安心して暮らせる地域社会の実現のため、行政と地域、事業者、ボランティア福祉団体等が協働して、さまざまな生活課題を解決できるよう取り組むための指針となる計画です。
令和7年度からの重層的支援体制整備事業の稼働に向けて、福祉関係団体や地域で活動されている村民の皆さんと連携を図りながら、「地域共生社会の実現」をめざし事業推進を図ります。
◆ミライトひえづ(複合型子育て拠点施設) ひえづこども園/児童館/子育て支援センター/ファミリー・サポート・センター
○ひえづこども園保育室等整備工事
年長児を2クラス運営とし、小学校へのスムーズなつなぎと、きめ細かな保育・教育により園児の成長につなげます。保育室は、令和6年9月末までに整備し、10月1日からの供用開始をめざします。園庭改修工事は12月末までに完了予定です。
○こども家庭センターの設置
全ての妊産婦、子育て世帯、子どもに対し、母子保健・児童福祉の両機能が一体的に相談支援を行う機関として、「こども家庭センター」の設置に努めます。支援を必要とする子どもや家庭の把握、関係機関等のコーディネートを行い、地域資源と一体となった支援体制を作っていきます。
◆健康対策室/健康相談健診センター
○保健と介護の一体化事業
糖尿病の重症化予防として個別的支援や、通いの場でのフレイルの健康相談、保健指導を実施するなど、保健事業と介護予防事業を一体的に実施し、高齢者が健康で自立した生活ができ、安心して暮らせる地域社会を構築することをめざします。
健康ポイント手帳を活用し、健康意識の向上、普及啓発を図っていきます。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>