文字サイズ
自治体の皆さまへ

琴浦町介護予防・日常生活圏域ニーズ調査結果からみるフレイル予防

3/27

鳥取県琴浦町

■琴浦町介護予防・日常生活圏域ニーズ調査
~多くの人にご回答いただき、ありがとうございました~
令和4年12月に実施した介護予防・日常生活圏域ニーズ調査の結果を報告します。
調査の結果から、フレイル予防について考え、取り組んでみましょう!
調査対象:
町内に居住する65歳以上の人のうち、要介護認定を受けていない人
(1)事業対象者・要支援・要介護認定を受けていない人
以下、「一般高齢者」といいます。(5,226人)
(2)事業対象者・要支援認定を受けている人
以下、「要支援認定者」といいます。(184人)
調査方法:アンケート方式(郵送による配布・回収)
調査時期:令和4年12月5日~12月23日
有効回答率:
(1)一般高齢者…63.2%
(2)要支援認定者…60.9%

■フレイルって何?
フレイルとは、加齢により体や心のはたらき、社会的なつながりが弱くなった状態をいいます。そのまま放置すると、要介護状態になる可能性があります。
大事なことは、早めに気づいて、適切な取り組みを行うことです。
〔フレイル予防の3つの柱〕
・運動
・栄養(食事)
・社会参加(つながり)
この3つをバランスよく実施することが大切です

◆運動
運動機能が低下している人の割合は一般高齢者全体で17.6%、男性より女性でその割合が高い。
・運動機能の低下リスク

一般高齢者で毎日体操を行っている人は、認知機能の低下リスクが低い。
・毎日体操を行っていますか ×認知機能の低下リスク

身体活動は筋肉の発達だけでなく、食欲や心の健康にも影響します。運動を生活の中に取り入れて、今よりも10分多く体を動かしましょう。
オススメの運動:
・総合体育館トレーニングルーム
・散歩
・ラジオ体操
・わくわく琴浦体操
※希望されるグループには「わくわく琴浦体操DVD」を貸出しています

◆栄養(食事)
「やせ」は一般高齢者で6.7%であり、要支援認定者では17.0%であった。
また、「やせ」の割合は、一般高齢者では80歳以上で増加する傾向がみられた。

▽高齢期は、「やせ」にも注意!
高齢期のやせは肥満よりも死亡率が高くなります。65歳を過ぎて意図せずにやせてきたら注意が必要です。たんぱく質をしっかり摂取することで、筋肉量の減少を予防しましょう。

▽たんぱく質を多く含む食品
※治療中の病気などで食事療法を行っている人は、主治医の指示に従って下さい。
肉類 魚介類 卵 牛乳・乳製品 大豆・大豆製品

◆社会参加(つながり)
役割や仕事を持っている人、楽しみのある人はうつ傾向のリスクが低く、また役割や仕事を持っている人、楽しみのある人は地域活動に参加している割合が高かった。

▽うつ傾向リスク該当者×地域活動への参加×役割や仕事、楽しみの有無(「n」は集計対象者数を示す。)

ボランティア、介護予防サークル、まちの保健室への参加、シルバー人材センターへの登録など、地域での活動に自分のペースで参加するようにしましょう。
ご家族、ご友人、近所の人などさまざまな人と交流する機会をつくりましょう。
○介護予防サークル
町内98サークルが元気に活動中!
40歳以上(65歳以上5人を含む)のメンバーで月4回以上集まり、介護予防に取り組むグループです。

◆人生の終末期については…
一般高齢者、要支援認定者ともに、最期まで自宅で生活したい人が半数を超える

最期まで自分らしく生きるには…
「琴浦そろいそろい手帳」などを通して、自分の思いを伝える準備を始めてみましょう。
琴浦町役場にて無料配布しています。

▽自分に介護が必要となった場合、どのような生活を望むか

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU