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自治体の皆さまへ

令和7年10月から「プラスチック分別回収」を開始します!

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鳥取県琴浦町

■概要・背景
私たちの生活にはプラスチックは“食品の容器包装”など、無くてはならない素材となっています。しかしプラスチック製品の生産から廃棄までの過程では、多量の温室効果ガスが排出され、地球温暖化を加速させています。また、適切に廃棄されず投棄されたプラスチックは海洋・大気汚染の原因であるマイクロプラスチック(微細なプラスチック片)となり、生態系や人体にも大きな影響を及ぼしています。

このため、「プラスチックの資源循環」を推進する取り組みの重要性が社会的に認識されています。これはプラスチック製品を生産・使用した後に“廃棄”する一方通行ではなく、“再利用”して循環するサイクルを描く考え方です。令和4年4月にはプラスチックに関する新しい法律が制定され、市町村には分別回収と再商品化の実施が求められています。

※3Rとは
Reduce(リデュース)=ごみの発生を減らす
Reuse(リユース)=くり返し使う
Recycle(リサイクル)=資源として再生利用する3つの「R」を示す略語で、環境保護のための取り組みです。
(出典:環境省)

町では「プラスチックの資源循環」の考え方を既に取り入れており、多くの町民の皆さまに協力をいただいています。現在は軟質プラスチックに限定した取り組みですが、最終的には全てのプラスチックを資源回収することで、年間で約200トンのプラスチックごみを削減し、リサイクルに回すことができる見込みです。

■現在の取り組み
令和2年6月から軟質プラスチック回収を試験的に開始しました。まずはプラスチックの種類と規模を限定した回収とすることで、ごみの減量とリサイクルの推進について普及啓発を目指すための取り組みです。現在は各家庭で分別したものを町内5箇所に設けた場所で回収しています。

◇軟質プラスチック回収の流れ
(収集)→(選別作業)→(再生工場への運搬)→(固形燃料として再生)

◇効果
軟質プラスチックの分別回収量は年間約25トンと増加傾向にあり、ごみの減量とともに、町民の皆さまのリサイクル推進の意識が高まっています。

■今後の取り組み
令和7年10月からプラスチック分別回収による再商品化を実施します。
プラスチックごみ全般を、自治会などの収集場所で週1回の頻度で回収を行います。

◇プラスチック分別回収の流れ
(※詳細は本紙をご参照ください。)

プラスチックの分別回収・リサイクルの取り組みは、「理解」と「継続性」が求められるものです。町民のみなさま一人一人が少しずつでも協力し続けることで、大きな効果を生み出すことができます。さらなるリサイクルへのご協力をお願いします。

※分別方法などくわしい内容は、ホームページまたは町報などでお知らせします。

問合せ先:町民生活課ゼロカーボン推進室
【電話】52-1703

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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