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行方不明者捜索模擬訓練を実施しました(令和6年度 認知症高齢者等徘徊者捜索模擬訓練)

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鳥取県琴浦町

主幹:琴浦町地域包括支援センター

6月25日(火)総合体育館及び総合運動公園エリアにおいて行方不明者捜索模擬訓練を行いました(参加者:48名)
琴浦大山警察署、琴浦消防署、郵便局、各地区、東伯けんこうなどから参加いただきました。

◇町内で、行方不明事案発生?!
認知症症状のある人が一人で出かけてしまい、家に帰れなくなってしまうことがあります。そのような時、家族が警察に相談し、警察から役場に連絡が入り、行政放送で捜索を呼びかけることがあります。

◇速やかな捜索開始と行方不明者の無事発見を目指して
今回の訓練では、地域で行方不明者があった時に、関係機関や関係部署がどのような役割を担うかを確認しました。発見時の対応として、生命や身体の安全が最優先ですが、相手の尊厳を守りながら、本人が安心できる配慮について、理解することが大切です。
参加者には認知症サポーター養成講座で認知症という病気を正しく理解をしてもらい、支援者としての心得を学んでいただきました。

■訓練の内容
(1)行方不明者発生時の情報体系の説明(防災担当・警察より)
(2)認知症サポーター養成講座の受講参加者に理解者の証であるオレンジリングを配付しました。
(3)屋外捜索訓練対象者を見つけ出し、不安にさせない声かけや対応を実践してみました。
(4)振り返り参加者全員で反省会と意見交換をしました

■認知症になっても安心して暮らせる地域づくり
認知症はだれでもなる可能性のある病気です。他人事として無関心でいるのではなく、「温かい目で見守ること」が第一歩で、そこから自分に何ができるかを考えてみましょう。地域の人のちょっとした目配り・気配りひとつひとつが地域資源として、認知症のご本人やご家族を支える大きな力となります。理解してくれる人が増えると、住み慣れた地域で生活を継続することができます。
・ふだんから隣近所や地域で出会った人にあいさつや声かけをし合う。
・区長や民生委員に家庭の事情を把握してもらい、日中の連絡先を伝えておく。
・認知症が疑われ、生活の心配が出てきた方があれば、役場やかかりつけ医に相談する。
・認知症の方が困っている様子が見えたら、「だいじょうぶですよ」「何か、お手伝いできることがありますか?」と一声かけてみる。
・一人で出かけてしまい、帰って来れないかもしれない心配がある方については、ご本人の持ち物に名前や住所を記載しておいたり、『SOS見守りネットワーク登録事業』に予め情報を登録をしておく。

高齢者の方の生活の相談、心配事の相談については、すこやか健康課内地域包括支援センターへご連絡ください。
【電話】52-1525

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