■9月は認知症月間です。
令和6年1月に「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行されました。この法律では、認知症についての関心と理解を深めるため、9月を認知症月間と設定しています。
この機会に、認知症についての理解を深めてみませんか。
■認知症ってどんな病気?
さまざまな原因により脳に変化がおこり、それまでできてたことができなくなり、生活に支障をきたした状態をいいます。認知症は高齢になるほど発症しやすくなりますが、若い世代で発症する場合もあります。
▽全国の認知症高齢者数(推計)
2025年 約471万人 →2030年 約523万人
▽認知症の症状
認知症の進行やあらわれる症状は、人によって大きく異なります。
原因となる病気や心身の状態、環境も影響します。
経過は個人差が大きく、進行の早さもさまざまです。
■認知症サポーター養成講座を受講しませんか
認知症サポーターは、認知症について正しい知識を身につけて、自分のできる範囲で認知症の人や家族を応援する人です。認知症サポーターは「なにか」特別なことをする人ではありません。認知症の人やその家族の「応援者」です。
○住民の方を対象にした認知症サポーター養成講座
→市町村で開催しています。受講を希望される方はお住まいの市町村高齢福祉主管課にお問い合わせください。
■加齢によるもの忘れと認知症によるもの忘れの違い
出典:政府広報オンライン
【URL】https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201308/1.html
■相談窓口「認知症かな?」と思ったらお気軽にご相談ください。
介護・保健・福祉のことで困っている→地域包括支援センター
若年性認知症について相談したい→若年性認知症支援相談窓口
専門医に相談したい→認知症疾患医療センター
認知症について話を聞いてほしい→認知症の人と家族の会鹿児島県支部
認知症と診断されても、適切な治療やケアを早く始めることで、進行を遅らせることや、希望にかなった生活に備えることができます。
問い合わせ先:高齢者生き生き推進課
【電話】099-286-2701
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