近年、全国的に救急車の出動件数は増加しており、本市でも年々救急件数が増加しています。
通常、119番の救急要請を受けると、現場から一番近い救急車が出動しますが、近くの救急車が出動している場合は、遠方の救急車が出動することになり現場への到着に時間を要してしまいます。
救急車の出動要請が増えることにより、現場に到着する時間が遅れ、救える命が救えなくなる場合があります。
■救急医療のコンビニ化
近年、軽い症状でも救急車を利用する「救急医療のコンビニ化」が増え、社会問題になっています。
このような状況が続きますと、事故による大ケガの人や、心筋梗塞や脳卒中などで緊急に病院などへ搬送する必要がある人への救急車の到着を遅らせることになります。
119番通報する前に、救急車が本当に必要か、自家用車やタクシーなど一般の交通機関を利用できないか、もう一度考えてください。
ただし、命にかかわる病気やケガで緊急に病院へ行かなければならない場合は、迷わず119番通報してください。救急車を本当に必要とする人のために、みなさんのご理解とご協力をお願いします。
○救急車利用の悪い例
・自家用車が無いから
・早く診察してもらえるから
・タクシーだとお金がかかるから。
・自分で病院を探すのが面倒だから。
○こんな時は迷わず救急車を!
・意識がない、もうろうとしている
・激しい頭や胸の痛み
・呼吸がない
・けいれんが止まらない
・突然の顔や手足のしびれ など
■急な病気やケガで困った時はこちら
・市内の日曜在宅当番医
右の二次元コードから(本紙参照)
・県医師会休日当番医検索
右の二次元コードから(本紙参照)
・夜間の子どもの急な病気や怪我の相談
県小児救急電話相談【電話】#8000(099-254-1186)
受付時間:月~土曜日19:00~翌朝8:00、日祝・年末年始8:00~翌朝8:00
問合せ:消防本部(署)
【電話】32-0119
※救急の件数など詳しくは、右の二次元コードからご確認ください。
※二次元コードは本紙をご覧ください。
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