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子育て世代包括支援センター「あいびれっじ」通信

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鹿児島県いちき串木野市

これから冬に向けて乾燥する季節がやってきます。
そこで今回は乳幼児期における正しいスキンケアの方法についてご紹介します。

■乳幼児期の肌の特徴について
(1)大人の1/2程度の厚さしかなく、バリア機能が未熟
(2)皮脂の分泌量や保湿成分も少ないため、乾燥しやすい
以上のことから、外界からの刺激を受けやすく、皮膚トラブルを起こしやすい状態です。皮膚トラブルを起こした肌は、アレルギー物質が入り込みやすくなり、アレルギー発症のリスクにつながることも…。

アレルギー発症を防ぐためにも健やかな皮膚を保つ必要があり、毎日のスキンケアが大切になります。

◆ポイント(1) こすらずに優しく洗う
・頭と顔も洗浄剤で洗い、丁寧にすすぎます。汗をかきやすい髪の生え際や耳の後ろも忘れずに。
・顔も目に入らないように泡で洗い、水圧の弱いシャワーで洗い流します。

○たっぷりと泡立てる
・首・脇の下・肘の内側などはしわを伸ばしながら丁寧に洗います。
・お尻の割れ目や肛門の周りもしっかりと洗います。

・すすぎ残しがあると、皮膚トラブルの原因になりますので、しっかりと洗い流しましょう。
・熱いお湯や長風呂は皮膚の乾燥につながりますので気をつけましょう。
・お風呂上りは、タオルで優しく押さえるように水分を拭き取ります。脇の下や肘の内側・膝の裏などのしわの中もしっかりと拭きます。

◆ポイント(2) 洗ったあとは保湿する
・入浴後は早めに保湿ケアをしましょう。こすらないように優しく全身に塗り広げます。カサカサが気になる部分には、意識してたっぷり塗ってください。
・全身の保湿ケアをすると、「アトピー性皮膚炎」や「食物アレルギー」の発症リスクが下がることが研究から分かっています。

○日常での保湿も忘れずに
入浴後だけでなく、朝起きた時・食後の口の周りやおむつ替えで洗ったり拭き取ったりした後など、部分的にもこまめに保湿することをお勧めします。

問合せ:あいびれっじ〔子育て世代包括支援センター〕
【電話】24-8311

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