■食のまち ストーリーズ
本市で取り組んでいる「食のまちづくり」に関連する情報を紹介します。
「食」を通じて、いろんなことを楽しむ、いろんなことをやってみる。
人がいきいきと輝き、まちが元気になる。それが「いちき串木野市 食のまちづくり宣言」です。いちき串木野市は、海の味、山の味、こだわりの珈琲から蔵元の焼酎まで、心がほっとするおいしいものが身近にある、豊かな食文化を誇るまちです。この食文化をおいしく、楽しく味わいながら、人がいきいきと輝くまちをみんなで育てていきましょう。
◇「市民一人ひとりの健康をまちの飲食店と一緒に支えていく」
日々の生活の中で、僕は食事の時間が心身ともにリフレッシュする時間の一つになっています。ありがたいことに食の宝庫でもある鹿児島で生まれ育ったので、おいしい食事をいただくのが当たり前の人生を歩んできました。しかし、30代になると周りからは「健康に気をつけてね」「食事のバランスを考えなよ」とアドバイスをもらう場面も増えてきて、外食の際は頭を悩ますこともあります。確かに、20代の頃に比べて代謝や体力も落ち、意識しないと健康の維持も難しくなってきた今日この頃。ただ単に好きなものを食べ、お腹を満たすためではなく、栄養バランスを考えながら体を気遣う食事を摂らないといけない。でも、何も考えずに、おいしいものをたくさん食べたい。そんな自分の欲との闘いがあります。特に糖尿病や糖尿病予備群、肥満など日頃から食事内容を気にしている方々は、日常的に悩まされている問題なのかもしれません。
そんな悩みがある方向けに嬉しい取り組みがいちき串木野市で行われています。その名も『EAT de健康メニュー』。糖尿病や糖尿病予備群など、食事の量や栄養バランスを考えないといけない方々は食べたいものを食べられず、外食を楽しむことができない人が多いと耳にします。EAT de健康メニューは、飲食店が提案したメニューをお店と管理栄養士がともに調整し、地場食材を使用し栄養バランスを整えた外食メニューを誰でも気軽に食べることができる取り組みなのだとか。店舗のジャンルもさまざま。だからこそ、健康メニューの提供店舗を巡ることで、市内を周遊し、あわせてまちの魅力も楽しむことができます。メリットは提供店にもあります。たとえば、市でパンフレットを作成し広報を行うので、より多くの人にお店を知ってもらえます。さらに、健康メニューきっかけで新規顧客の獲得やイメージアップにもつながるといいます。既に提供店として参加しているお店からは「新しいメニューを考えたい」「この取り組みを継続してほしい」などの前向きの声があるそうです。
「メニューのことなどお困りのことがあれば、気軽にご連絡ください。全力でサポートします」「いちき串木野市=食べ物がおいしい、というイメージはあると思いますが、そこに加えて「健康」が入るようになれば嬉しいです」「市民の皆さんの健康を行政だけではなく、まちの飲食店の皆さんと一緒に支えていきたいです」市の担当からは、そのような前向きな声がありました。現在、『EAT de健康メニュー』新メニュー開発と提供店の募集を行っています。(7月31日まで)気になる方は、串木野健康増進センター(【電話】0996-33-3450)までお問い合わせください。
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【HP】https://note.com/oishiku_hitoiki
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