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自治体の皆さまへ

おれんじコーナー No.20

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鹿児島県いちき串木野市

■認知症になっても安心して暮らせる地域を目指して
9月は「認知症月間」です。9月21日は、「認知症の日」と定められ、認知症に関する様々な取り組みが行われています。
本市では、高齢化率が39.6%と増加しており、認知症になる方も増加してきている状況です。ただ“認知症になりたくない”“認知症になったら何もできない”と思うことなく、認知症は誰にでもとても身近なもので、わがこととして考え、正しく理解することが大切です。

■チームいちくしオレンジとは?
チームいちくしオレンジとは、認知症の人や家族の支援ニーズと認知症サポーターを中心とした支援をつなぎ、認知症の方が社会参加できるようなサポート体制や、認知症になっても安心して暮らし続けられる地域づくりの具体的な活動です。
認知症サポーター養成講座を受講した方がステップアップ講座を受講すると、チームいちくしオレンジの一員として1歩進んだ具体的な活動をすることができます。

■チームいちくしオレンジの一員になるとできること
・見守り活動
・話し相手
・困りごとの手伝い
・認知症カフェやサロンの開催
認知症の人やその家族のニーズに合わせてメンバーの誰もが楽しみながら役割を果たせるような取り組みを行います♪

■地域全体にチームいちくしオレンジの輪が広まっていくと…
・いざという時、周りの人が困りごとに気づいて手を貸してくれる
・認知症になっても安心して自分のペースで買い物や散歩ができる
・認知症カフェなどで仲間と楽しい時間を過ごすことができる
・住み慣れた地域でこれまで通り生活を続けることができる
こんな地域になったら、認知症になっても暮らしやすいですよね!

■6/12 第2期 認知症サポーター養成講座の“ステップアップ講座”を開催しました!
第1期は、医療介護の専門職向けに、第2期は地域で“かせとも・困りごと支え隊”としてボランティア活動をされている方々を対象に行いました。
講座には、パールランド病院やみなと病院の専門職の方々を講師にお招きし、認知症について理解を深める内容や認知症の方との接し方などを学びました。「チームいちくしオレンジ」は、本人ミーティングに参加されている認知症の本人も合わせると88名になりました。
認知症についてより理解を深められた皆さんは、「チームいちくしオレンジ」として、認知症があっても暮らしやすい地域づくりを行っていきます。
第3期も令和7年度に開催予定です。あなたもぜひ一緒に活動してみませんか?

“物忘れが気になる”など、心配や不安があったらまずは地域包括支援センターにお気軽にご相談ください。

認知症の人にも愛がいっぱい いちき串木野市
Ichikikushikinoshi

相談窓口:地域包括支援センター(串木野庁舎2階)
昭和通133-1
【電話】33-5644

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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