大腸がんは、大腸(直腸・結腸)に発生するがんで腺腫(せんしゅ)という良性のポリープががん化して発生するものと、正常な粘膜から直接発生するものがあります。早期の段階では自覚症状がほとんどなく、進行すると症状が出ることが多くなります。代表的な症状として、血便や下血、便の表面に血液が付着するなどがあります。大腸がんは早期に発見して治療すればほぼ治癒が可能です。
■増えています!大腸がん
日本では、年間5万人以上の方が大腸がんで亡くなっています。その背景には、食生活の欧米化もあり死亡者数は年々増加しています。近年、女性では、大腸がんが部位別がん死亡者数のトップとなっています。
[部位別がん死亡者数(2022年、全国)]
出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(厚生労働省人口動態統計)
■検査の方法
大腸がん検診は2日分の便を自宅で採取し、便に混ざった血液を検出する「便潜血検査」です。簡単で体への負担がない、優れた検査法です。40歳から1年に1回定期的に受診することが大腸がんの早期発見、早期治療につながります。
■大腸がん検診のお申込みについて
令和7年1月に大腸がん検診(個別郵送検診)を行います。令和6年2月実施の意向調査で大腸がん検診を「受診する」と回答した方には、令和7年1月に検診キットをお届けします。申し込みをしていない方は本紙またはPDF版掲載の二次元コードから直接、検査機関に申し込むことができます。
対象者:町内在住の40歳以上の方(令和7年4月1日時点)
検査内容:便潜血検査(個別郵送検診)
※自宅で検体採取後、専用封筒に入れ郵便ポストへ投函
検査料:500円
※支払い方法によっては手数料がかかる場合があります。
申し込み期間:10月3日(木)~12月1日(日)
申し込み先:
(1)本紙またはPDF版掲載の二次元コードから予約(24時間受付)
(2)電話予約…役場ほけん福祉課 健康増進係
検診申し込みは、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。
問合せ:ほけん福祉課 健康増進係
【電話】(0996)24-8933
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