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自治体の皆さまへ

ごみって生まれ変わるんです!

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鹿児島県さつま町

■正しく分別して再利用につなげる
○可燃ごみは経費となり資源ごみは利益を生みます
ごみは、人が生きていく上で必ず生まれるものです。その多くは可燃ごみに分類されて焼却処分されますが、一部のごみは分別してリサイクルすることで新たな製品へと生まれ変わります。
町でごみの分別収集を開始してから20年以上が経過しています。町民の皆さまのご協力により、ある程度適正に分別されていますが、未だにルールが守られずに可燃ごみとして出される資源ごみも見られます。可燃ごみを処理するためには、1tあたり約4万円の処理費がかかり、多くの税金が使われることになります。また、焼却処理されると二酸化炭素が発生し、地球温暖化につながっていきます。分別して資源ごみとして出すことで、さつま町の収入となります。
町は、令和4年に「持続可能な未来づくりカーボンニュートラルさつま町」を宣言しました。資源の再利用について理解を深め、ごみの分別に取り組みましょう。

○本町で収集される可燃ごみと資源ごみの割合

■混ぜないで、ごみは一番身近な資源
分別せずに可燃ごみに出してしまうと、お金をかけて処理されるだけです。しかし、資源ごみとして出すことで、その名のとおり有益な資源となります。町の資源ごみ収集や、クリーンセンターに搬入された空き缶類・紙類は、重量に応じて町の収入金になり、プラスチック類は日本容器包装リサイクル協会を通してリサイクルすることで、町の収入金になります。昔から「ちりも積もれば山となる」といわれますが、一人ひとりが正しく分別して積み上げた資源ごみの山は、資源のリサイクルと町の貴重な財源につながるのです。

[令和5年度の収入状況]

■分別されたごみは何になる?
空き缶→自動車の部品
プラスチック→パレット(荷物を載せる台)
空きビン→道路の舗装材

■ペットボトルが生まれ変わるまで
皆さんは、ジュースやお茶を飲み終わった後のペットボトルが何に生まれ変わるか知っていますか。町クリーンセンターに運ばれてから新しい製品になるまでを追ってみましょう。

■家庭の生ごみを堆肥に変えています
ごみ処理施設の延命化、ごみ処理費の削減、地球温暖化防止対策を目的に令和元年から町内全域で生ごみの分別収集を始めました。今年で6年目を迎えますが、生ごみでないごみの混入が多く、除去に時間と手間がかかっています。収集した生ごみは堆肥にリサイクルしますので、分別にご協力ください。堆肥は、株式会社薩摩工務店木くずのリサイクルセンターで無料配布しています。

○生ごみが堆肥になるまで
生ごみバケツを回収し搬入

生ごみを土で覆い分解

撹拌しさらに分解を促進

3か月ほどで堆肥に

■プロが教える分別のポイント
株式会社日本管財環境サービス
中山公一さん
町クリーンセンターで、資源ごみの中に間違ったごみや危ない物が入っていないかを手作業で確認しています。趣味は稲作。

○1 カップ麺の容器を捨てるときは ふた、カップ、フィルムの表記を確認
ふた、カップ、フィルムでそれぞれごみの種類が違う場合があります。ラベル表記をよく確認し、正しく分別しましょう。

○2 その他プラスチックごみを出すときは袋から出して回収ボックスに入れるべし
1日ごとに小分けして細かく袋詰めされているプラスチックごみがたまにあります。クリーンセンターで全て開封して中身を確認しなければなりませんので、袋から出して青い回収ボックスに入れましょう。

○3 食べ物の容器はきれいに水洗いして資源ごみへ
プラスチック製や紙製の容器は、リサイクルできることが多いです。特に食べ物の容器として使われている場合は、きれいに水洗いして資源ごみとして出しましょう。ただし、スプーンなどはプラスチック製でも可燃ごみになるので、注意してください。

○町公式LINEのごみ分別検索が便利!
町公式LINEのトークで「ごみ分別」と送信していただくか、メニューボタンのごみの分別検索を押していただくと、ごみの捨て方を教えてくれます。
町公式LINEは、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。

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