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【シリーズSDGs】第7回 持続可能なまちづくり

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鹿児島県さつま町

■世界と日本のSDGsの達成度
(17.パートナーシップで目標を達成しよう)
毎年9月末に開催される国連総会。その会期にあわせた1週間は、SDGsの達成と推進に向けて意識を高め、行動を喚起するSDGs週間です。SDGsが始まって9年が経ちましたが、世界と日本の達成度はどうなっているのでしょうか。

○目標達成は危機的状況
SDGsは、2015年に開催された国連総会において全会一致で採択され、2030年までに達成する17の目標と、具体的目標である169のターゲットを定めています。各国のSDGsの達成状況をまとめた「持続可能な開発レポート2024」によると、今年のSDGsの達成指数は、100点満点で66.3ポイント。2019年から2024年までの5年間での増加はわずか0.3ポイントで、新型コロナウイルスの長引く影響や、各地での紛争、多発した気候変動による被害が停滞の原因とされています。またレポートでは、全世界で2030年までに達成できそうなターゲットはわずか16%しかなく、残りは「進捗が限定的」や「後退」と報告されています。2030年での達成には程遠い状況ですが、より深刻な問題は国境を越えて相互に協力し合う体制がいまだに構築できていないことです。

○Pick Up! SDGsの視点で見てみよう 「日本の達成状況」
日本の達成状況は79.9ポイントで、167か国中18位。「達成済み」は「産業と技術革新の基盤をつくろう」のみで、「ジェンダー平等を実現しよう」や「つくる責任つかう責任」など5つの目標が「深刻な課題がある」とされています。

問合せ:総合政策課 企画政策係
【電話】(0996)24-8916

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