■『ご存じですか?若年性認知症のこと』~働き盛りの世代で認知症になる人もいます~
65歳未満で発症する認知症を「若年性認知症」といいます。若年性認知症の場合、多くの人が現役で仕事や家事に従事しているため、認知機能が低下すると支障が出て、「気づかれやすい」と考えられています。実際に仕事でミスが重なったり、家事がおっくうになっても「疲れ」や「更年期障害」と考え、受診までに時間がかかったりします。
○若年性認知症発症によって心配されること
ご本人や配偶者が認知症により仕事に支障が生じたり、退職をしてしまった場合などは経済的に困難な状況になることもあります。
また、配偶者が介護を担うことが多く、仕事と介護で大きな負担になることもあり、さらに年齢的にも親の介護問題などと重なる時期でもあります。
○このような変化はありませんか?
(職場での変化)
・仕事に手間取ったりミスが目立つようになったりする
・職場の仲間や取引先の相手の名前が思い出せなくなる
・約束を忘れてしまう、忘れ物が増えてくる
(生活の変化)
・財布や鍵をどこに置いたかわからなくなる
・お金の計算や漢字の読み方がわからなくなる
・車の運転が適切にできなくなる
○早期診断・早期対応が重要です!相談窓口をご利用ください!
県では、若年性認知症の方やそのご家族が適切な支援が受けられるよう、相談窓口を設置し、若年性認知症支援コーディネーターを配置しています。
電話相談(無料)【電話】099-251-4010
受付時間:午前10時~午後5時
(土日祝日および年末年始は除く)
お問い合わせ先:地域包括支援センター
【電話】27-1223
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