◆通いの場で元気に長生き︕
この先、年を重ねても元気でいたい。でも何をしたらいいのかな、と思われている人はいませんか。今回は、地域で仲間と楽しむ「通いの場」がフレイル予防につながることをご紹介します。
フレイルとは、健康と要介護の間の心身の機能が衰えた状態のことです。
加齢とともに心と体の活力が低下すると、次のような状態が見られることがあります。
・歩くのが遅くなった
・元気がなくなった
・固いものが食べにくくなった
・外出するのが面倒になった
このような状態が見られるとフレイルが心配されます。
◇『フレイル予防の3プラス1』と「通いの場」
フレイル予防に大切なポイントは「栄養」「体力」「社会参加」それに「口腔」の3プラス1です。
そのためには「歯でしっかり噛んで食べる」「体を動かす」「人と交流する」というライフスタイルが大事であると言われています。
また、「通いの場」は地域の身近な場所に集い、仲間と話をしたり、仲間の話を聞いたり、体操やレクリエーションをして楽しく頭と体を動かすことでフレイル予防につながる最適な場所です。
◇伊佐市内の「通いの場」
伊佐市には、自治会や地域で実施している『ふれあい・いきいきサロン』(実施していない地域もあります)や、各コミュニティで実施しているサロンや教室等の通いの場があります。また、自主的に立ち上げて活動されている自主活動グループなど、ほかにもさまざまな「通いの場」があります。
興味のある人は大口地域包括支援センター、菱刈地域包括支援センターの窓口に置いてある「通いの場」のチラシをご覧になって、お気軽にそれぞれの団体へお問い合わせください。
●フレイルとは
「フレイル」とは、高齢期に心身の機能が衰えた状態をいいます。
「健康な状態」と「介護が必要な状態」の中間の段階で、要介護になる危険があります。
しかし、早めに生活習慣を見直せば、健康な状態に戻ることができます。
※広報いさ5月1日号「健康のコーナー」にフレイル予防のための15の質問票が掲載されていますのでぜひご参考に︕
◆8月対象活動
◇高齢者元気度アップ・ポイント事業
元気アップポイント忠元、校区コミュニティ高齢者元気度アップ・ポイント事業、長寿健診結果報告会、子宮・乳がん検診、結核検診、伊佐市介護予防講演会
問い合わせ:長寿介護課高齢者支援係
【電話】23-1311(内線2175)
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