◆伊佐市地域おこし協力隊
伊佐市では、現在3人の隊員が活動しており、それぞれに持ち前のスキルを生かし、伊佐市との掛け算を楽しみながら日々活動しています。
今回は、その3人が行っているSDGsの取組について紹介します。
◇田中亜紀隊員の取組(工芸ものづくり担当)
・手織りを通じて持続可能な未来を紡ぐ
手織りは天然素材を使用することで環境への負荷を軽減し、持続可能なライフスタイルを実現する一つの手段です。合成繊維に依存せず、エシカルな生産者から調達した獣毛を用いることで資源の無駄遣いを防ぎます。また、手織りは地域の伝統技術を継承し、地元経済の活性化にも寄与します。さらに、手作りの作品は一つ一つにストーリーがあり、消費者に対して持続可能性の重要性を伝える役割も果たします。このように、手織りを通じて環境保護と文化の継承を両立させた未来を紡いでいくことができるのです。
◇田中久美子隊員の取組(空き家バンク・移住定住担当)
・わが家のプチソーラー発電
アウトドアシーンでも活躍するポータブル電源。これを雨に当たる心配のない家の縁側に置き、窓からコードを出して屋外に設置したソーラーパネルに接続します。天気のいい日には、3時間ほどでフル充電でき、貯めた電気を利用してスマートフォンや充電式の電子機器に活用しています。消費電力の大きなものはカバーできず、日頃から電気頼みの生活をしている事に気が付くきっかけにもなっています。
◇坂元紫乃隊員の取組(伊佐の魅力向上と情報発信担当)
・好きな物と長く暮らす。
私の小さなSDGs。修理に出せる靴やカバンは修理屋さんにお願いしたり、色褪せてもまだ着ることのできる服は自分で染め直してみたり。靴下やニットなど穴があいたものは「ダーニング」という手法で修繕をしています。修理したりメンテナンスしたりすると、捨てる物が減るだけでなく、お気に入りの物とより長く一緒にいることができ、大量消費しない生活を送ることができます。
※詳細は本紙をご覧ください。
このコーナーに掲載する市内での取組を募集します︕
問い合わせ:企画政策課政策調整係
【電話】23-1311(内線1125)
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