市では、中学校における生徒数の推移や施設の状況などを踏まえ、学校の施設整備や将来の中学校の在り方について「南さつま市中学校在り方検討委員会」を設置し、検討を始めることとしました。検討委員会にて協議した内容など、検討の様子を市民の皆様にお知らせします。
◆1 中学校の在り方について、検討が始まりました
10月31日に、第1回南さつま市中学校在り方検討委員会を開催しました。地区公民館長、保護者および学校関係者に委嘱状が交付され、委員長には原田義則(よしのり)氏(鹿児島大学教育学部准教授)、副委員長に喜島宏明(ひろあき)氏(加世田小学校校長)が決まりました。また、会議では北園教育長から「学校の施設整備に関すること」、「本市の将来の中学校の在り方に関すること」など諮問が行われ、事務局からは平成20年に報告された「南さつま市における望ましい学校規模など」のほか、学校施設整備・施設改修の基本方針、学校再編の取組状況、今後の市内児童生徒数の見込み、中学校ごとの主な校舎の築年数等について報告がありました。そのほか、会議に関する情報公開や傍聴の取り扱いについて協議が行われました。
○決まった主な内容
・委員会の会議は公開とします。ただし意見の集約を行うなど、出席委員の過半数以上の多数で議決したときは非公開となる場合があります。
・市のホームページにて「会議の開催日・会場」、「会議の資料」、「会議録」を公開します。
・市報南さつま等で、随時検討状況を報告します。
・どなたでも傍聴席にて傍聴できます。ただし傍聴人は5人以内とします。
◆2 学校での生徒の様子や施設の状況を視察しました
第2回南さつま市中学校在り方検討委員会では、土曜授業の機会を利用し11月11日に加世田中学校、万世中学校、大笠中学校のほか、今年4月に開校した金峰学園を、検討委員会委員15人で訪問しました。加世田中学校を始めとする3中学校では生徒の学校での活動の様子や学校施設の現状を視察し、金峰学園では柔軟で創造的な学習空間を備えた新校舎など、最新の学校施設整備を視察しました。また、学校からは各学校の教育の特徴、部活動の加入状況のほか、学力・進路および不登校の状況など、学校の現状について説明を受けました。
問合せ:教育総務課総務係
【電話】0993-76-1804
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