■Vol.9『窒息事故を防ぎましょう』
◆窒息とは?
口や鼻から肺につながる空気の通り道に、食べ物やおもちゃが詰まると息ができなくなってしまいます。これが窒息です。乳幼児や高齢者に多くみられ、緊急に対処しなければやがて生命の危機的状態にさらされてしまいます。
○予防のポイント
・乳幼児は、目に見えたものは何でも口に入れたがる傾向にあります。口に入るサイズのものは、手の届く範囲に置かないでください。またブドウ、ミニトマト、飴玉など丸くてツルっとしたものを食べさせるときは注意が必要です。最近では、未破裂のポップコーンで窒息した事例も発生しています。
・高齢者になると、食べ物をかみ砕いたり上手に飲み込んだりする力が弱くなります。また、飲み込んだものが誤って空気の通り道に入った場合に、咳などをして吐き出す力も弱くなります。餅や団子、こんにゃくなどで窒息する高齢者が毎年多く発生していますので、これらの物を食べる場合は細かく切るなどの配慮をしてください。
市消防本部では普通救命講習を随時開催しています。窒息における応急処置などもお伝えしていますので、興味のある人はお気軽にお問い合わせください。
○救急隊員より一言
窒息を予防し、事故発生を未然に防ぎましょう!!
問い合わせ先:消防本部警防課救急係
【電話】0993-53-5070(直通)
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