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旬感まちかど(1)

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鹿児島県南さつま市

■スマホを使ってスコア計算
10月25日、桷志田サッカー競技場で第12回桷志田杯グラウンド・ゴルフ大会が開催されました。今回の大会では、(株)フォーエバーおよびNTT西日本(株)鹿児島支店が開発したアプリを用いたスコア計算が導入され、参加したチームの代表者はスマートフォンで数字入力を行いながらホールを回りました。入力を行った南九州市の松園憲治(のりはる)さんは「初めての操作で慣れない部分があったが、スコアを計算しなくていいのは便利」と話しました。

■地域の新たな交流の場へ
10月30日、坊津町坊の坊津地域交流プラザ(仮称)の建設予定地で、市や地元関係者など約100人が出席し新築工事の安全祈願祭が行われました。挨拶で本坊市長は「地域住民の交流場所や災害時の避難場所等、安心安全な複合拠点施設としての活用を期待している」と述べました。計画では、延床面積約1959平方メートルの2階建てで、令和6年秋に旧坊津支所庁舎跡に開所予定です。

■学校給食で深海魚‼
タカエビ漁で漁獲される深海魚や定置網で漁獲される低・未利用魚を使用した「深海魚バーグ」が11月9日から10日にかけて市内学校給食として出されました。深海魚バーグは、坊津の水産加工会社が、最も多く漁獲されるスミクイウオ(深海魚)を中心に子どもたちが食べやすいよう甘めの味付けで仕上げました。白澤耀(よう)さん(坊津学園1年)は「普段食べている魚と比べても美味しかった。色々な深海魚料理を食べてみたい」と話しました。

■海洋プラスチック問題に貢献
10月13日、シルバー人材センターの会員等約120人が、新川海岸や上ノ山海岸など市内5地域に分かれて3年目となる海岸清掃を行いました。これは、会員の働く意欲と健康づくりを促進すると共に、地域貢献を行いながら環境問題に対する意識付けを目的としたボランティア活動です。約1時間半かけて、海岸に打ち上げられたプラスチック廃棄物を中心に計330キログラムを拾い集めました。

■五穀豊穣と大漁を祈願して
10月15日、小湊の寄木八幡神社で小湊中央太鼓踊りが奉納されました。コロナ禍以前に戻り通常通りの開催となった今年は、小学1年生から75歳までの28人が歌い手や踊り子として参加。美しい装束を身にまとい優雅で勇壮な踊りを披露しました。初参加の小濱心暖(こはる)さん(小湊小2年)は「頭の衣装が重かったけど楽しかった。また来年も参加したい」と笑顔で話しました。奉納後は、小湊小学校や漁港前広場などでも踊りが披露されました。

■雅な行列練り歩く 坊ほぜどん
10月15日、坊津町坊で豊作や豊漁、無病息災を願う祭礼である坊ほぜどんが開催されました。獅子舞に赤・黒面の露払いや、舟を模した魚桶の賽銭箱を頭に乗せた「十二冠女(じゅうにかんめ)」と呼ばれる振り袖姿の少女たち12人らによる美しい行列が鳥越公民館から八坂神社までを笛太鼓の音とともに練り歩き、道中では多くの参拝者から賽銭箱へ「おひねり」が投げ入れられました。

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