町内において、イヌマキに被害を及ぼすキオビエダシャクの発生が見受けられます。
被害の拡大防止には、キオビエダシャクの早期発見と薬剤散布が効果的です。
■キオビエダシャクの防除
1 キオビエダシャクとは
キオビエダシャクは、イヌマキなどの葉を食べる害虫です。年数回発生し、幼虫は葉を丸坊主になるまで食害することもあり、被害木が枯死することもあります。
2 防除方法
イヌマキなどを定期的に観察し、幼虫の早期発見及び防除に努めることが大事です。
・少数発生の時は、木を揺すり、落下した幼虫を捕殺又は拾い集めて焼却してください。
・大発生の時は、トレボン乳剤(4,000倍希釈)又はロックオン(1,000倍希釈)を下表の使用方法を守って散布してください。ただし、薬剤散布は幼虫には効果がありますが、成虫、卵及びサナギには効果がありません。
※キオビエダシャクの発生を抑制するためには、殺虫効果が約3ヶ月と長く続き、より効果的であるロックオンの使用を特におすすめしております。
つきましては、町内居住者が町内店舗でロックオンを購入された場合、『南大隅町環境にやさしい産地育成協議会』が費用助成を行います。ただし、助成については1人につき1回(1本)限りで、100ml入りのもので上限500円とし、令和6年12月購入分までとさせていただきます。お問い合わせについては、町内の販売店または役場経済課までお願いします。
問い合わせ先:役場経済課
【電話】24-3128
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