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【特集】垂水ふしぎ発見!!(3)

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鹿児島県 垂水市

■鹿児島観測所(佐多)では、コンテナを設置し、次のような機器で観測しています。
佐多で観測されたデータは、完全自動化されており、データは準実時間で名古屋に送られます。

○高感度全天カメラ
高さ80~300kmの超高層大気で夜間に光る大気光を撮像する高感度全天カメラです。
大気光の構造を通して、高さが80~300kmの超高層大気の大気波動や電離圏の構造を調べています。

○分光温度フォトメータ
大気光を分光することにより、高さ80~100kmの超高層大気の温度変動を測定する高感度分光器です。
地球温暖化に伴う超高層大気の寒冷化などを調べています。

次のページでは、塩川博士の解説をマンガにしてみました。
塩川博士とたるたるのコラボをお楽しみください。それでは、ご覧ください。
※「マンガで伝える垂水ふしぎ発見!!」は本誌をご覧ください。

今回の特集いかがだったでしょうか。取材を通して、今まで謎に包まれていた「雷の研究所」ではありませんでしたが、東南アジア地域の雷から発生する電波を観測する機器が設置されており、雷に関連する観測がされていたことは、間違いありませんでした。
また、垂水市から遠く離れた名古屋大学の観測所があるだけでも驚きでしたが、アメリカの大学の機器が設置されていたり、電離圏のプラズマバブルが地球の磁力線を介して南北半球でつながっていることを表した世界的にも貴重な発見がされたりと世界に誇れる施設が垂水市にもあるということがわかりました。
これからも観測・研究を続けていくことで、新しい発見があり、私たちの生活に役立ってくると思います。
今回の特集を編集するにあたって、塩川和夫博士や名古屋大学等の関係者の皆さまには、大変お力添えを賜りました。この場をお借りして、お礼申し上げます。
では、次のミステリーでお会いしましょう。さようなら。

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