令和3年度から、GIGAスクールによる一人一台端末を本格的に活用した教育が始まった垂水市。ここでは、市民の皆様に、GIGAスクールはどういったものなのか解説するとともに、各校の取組みを紹介することで、GIGAスクール構想を基にした教育に親しみを持っていただければと思います。
■垂水市内の小中学校の実践がインターネットで見られます
文部科学省の委託事業として、昨年度から引き続き「リーディングDXスクール事業」を受託し、垂水市内すべての学校が指定校または協力校として、ICT端末の効果的な利活用の実践事例を広く発信しております。
8月上旬には、松ケ崎小学校と牛根小学校とのテレビ会議システムを使った遠隔合同授業の動画が、文部科学省のYouTubeチャンネルに、また、垂水中央中学校のICTを活用した授業の工夫や校務DXの実践例が同省のホームページにそれぞれアップされました。
これらの動画や記事は、下のQRコードからアクセスし、視聴・閲覧することができます。是非、ご覧ください。
・松ケ崎小学校と牛根小学校の動画「複式学級同士の遠隔合同授業」へ (文部科学省YouTubeチャンネル)
・垂水中央中学校の記事「『ICTを活用した指導法の工夫』から、『学習者主体の授業づくり』へ」へ(文部科学省GIGA StuDX Styleホームページ)
※QRコードは本紙をご覧ください。
■垂水市立学校給食センターがインスタグラムを始めました!
給食の献立や調理の様子等を紹介していますので、是非ご覧ください。
[各小・中学校の取組も紹介]
■垂水小学校におけるWeb会議システムの有効活用
Web会議システムとは、インターネットを通して離れた場所にいる相手と顔を見ながら交流できるシステムのことです。このシステムを使い、各教室をつなげば、離れていても全児童がリアルタイムで同じ映像を共有し、対話することができます。現在、体育館改修により全児童が集まることが難しいため、有効活用しています。具体的には、昨年度の児童総会で、各学級が活発に発表し合うなど双方向でのやり取りや、1学期に行われた青少年赤十字加盟登録式でも、リサイクル・ボランティア委員会児童が式の進行等を行い、他の児童も各教室から同式に参加しました。その他、始業式や終業式、全校朝会でも活用しています。さらに、授業においても同システムを使い、本校5年生と新城小学校5年生が算数の交流授業を行い、多様な考えに触れながら、相手を意識して自分の考えを堂々と発表する等、表現力育成のツールとなっています。
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