【戦略其の3】こまめに水分補給!
◆水分補給のポイント
・のどが渇く前に水分補給!
軽い脱水状態のときにはのどの渇きを感じません。
・アルコール飲料での水分補給はダメ!!
・起床時、入浴前後等に水分補給!
・大量に汗をかいた時は、塩分も忘れないように摂取すること。
スポーツ飲料等による塩分濃度0.1%~0.2%の水分摂取がお薦め。
(※糖分を多量に含むものもあるため、飲みすぎには注意。)
◆成人の飲水は1日あたり1.2L(リットル)を目安に!
コップ約6杯
▽TARUMEMO
[暑い日に運動した時は]
水分補給は、深部体温を下げる効果と、水分が胃にとどまる時間が短く、水を吸収する器官である小腸へ速やかに移動することから、冷たい水がお薦めです!また、休憩は30分に1回以上とるようにしてくださいね。
◆高齢者は特に注意を!!
高齢者は若年者よりも体内の水分量が少ないうえ、体の老廃物を排出する際に、たくさんの尿を必要とします。そのため、体内の水分が不足しがちです。
重ねて、加齢により、暑さやのどの渇きに対する感覚も鈍くなっており、熱中症にかかる高齢者の方が多くいます。垂水市でも、熱中症による救急搬送は年齢比で50%以上が高齢者となっています。
暑い夏はエアコンを上手に使い、のどが渇かなくても水分補給を!
▽おおよその水分量
・小児 75%
・成人 60%
・高齢者 50%
▽垂水市の熱中症による救急搬送状況(5月~9月)年齢区分別(構成比)
【戦略其の4】熱中症が疑われる人がいたら
◆熱中症の応急処置 自力で水が飲めない、意識がない場合は【電話】119番
○熱中症について、救急救命士が皆さんに伝えたいこと。
垂水市消防本部警防課救急係
救急救命士 福元傑(すぐる)さん
本市の熱中症での救急搬送は、年々多くなってきています。特にご年配の方が多いです。一方、若い方の割合は少ないですが、仕事中や運動中に発生しています。自力で歩けなかったり、自分でどうすることもできない場合は、迷わず、すぐに通報してください。運動前や暑い中で作業する際は、天気予報を見る感覚で、暑さ指数を確認していただけたらと思います。こまめな休息、水分補給を行い、周囲と声を掛け合って熱中症に気をつけましょう。
■最後に、今特集で活用させていただいたサイトをご紹介します。ぜひご覧ください。
[出展]熱中症予防声かけプロジェクト
【HP】http://www.hitosuzumi.jp
[出展]環境省熱中症予防情報サイト
【HP】http://www.wbgt.env.go.jp
[出展]政府広報オンライン
【HP】http://www.gov-online.go.jp
[出展]熱中症予防のための情報・資料サイト
【HP】https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/
nettyuu_taisaku/index.html
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