令和6年1月に実施された「令和5年度 鹿児島学習定着度調査」の結果をお知らせします。本調査は、小学5年生、中学1・2年生を対象に実施される学力調査となります。結果は以下のとおりです。
※数値は、平均正答率を表します。
◆学力を向上させるために!
☆早寝・早起き・朝ご飯を習慣化しましょう!(睡眠時間の確保)
☆お子様が学習に集中できる環境を整え、がんばりを認め、褒めましょう!
☆メディアとの付き合い方について、家庭のルールを確立しましょう!
天城町教育委員会
■「ユイの心」と「郷土愛」を持ち、世界雄飛と島担うひとづくり」
教育長 院田裕一
本年度改訂する、天城町教育振興基本計画において、教育の基本目標を「「ユイの心」と「郷土愛」を持ち、世界雄飛と島担うひとづくり」といたしました。この目標を一人ひとりの児童生徒が実現するためには、確かな学力を身に付けさせることが不可欠です。そのために、天城町の各小・中学校では、児童・生徒が主体となった授業の改善・充実を行っています。また、一人ひとりの児童・生徒の課題等に応じた個別最適な学びや、友だち同士で課題を解決したり、互いの考えを練り合ったりする協働的な学びを実現するために、タブレット端末等のICT機器の利活用の推進も図っているところです。さらに、「学校で学習したことが確実に定着する」「新たな課題等に進んで取り組むことができる」ためにも、家庭学習の時間確保(小学生60分、中学生90分を目安)や内容の充実にも努めています。
これらのことを実現するためには、児童・生徒一人ひとりの学ぶ意欲の向上や、課題に対して継続的に粘り強く取り組む態度が必要です。そこで、児童・生徒自身が「そもそも何のために学ぶのか」「今、学んでいることが、将来どのように役立てられるのか」「これから先、自分はどのような人生を歩んでいきたいのか」等を考えることが大切です。その鍵となるのが、「キャリア教育」であり、小・中学校9年間を見通した学びを実現するための「小学校と中学校の連携」がとても大切です。
児童生徒の教育を充実させるためには、学校・家庭・地域が一体となって取り組まなければなりません。令和6年度以降も、天城町では社会に開かれた教育課程の実現を目指しながら、児童生徒の教育を充実させていきます。町民の皆様、お一人お一人の御理解と御協力をお願いいたします。
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