■「食べて元気にフレイル予防教室」を開催しました
加齢により心身が疲れやすく弱った状態になることを「フレイル」状態といいます。フレイルの原因には、筋肉量の減少や筋力の低下があります。年をとれば筋力が衰えるのは仕方がないと思う方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。筋力を衰えさせない、すなわち、筋力を減らさないこと増やすことは日々の活動(食事や運動)の工夫で実現できます。
食事面での工夫は、規則正しくバランスの良い食事をとることや、筋肉の素になる「たんぱく質」を積極的にとることです。
令和5年度、志戸子の「さくら満会」と安房の「サロン如竹」でフレイル予防のための健康教室「食べて元気にフレイル予防教室」を2回ずつ開催しました。1回目(11月)は、まんべんなく栄養をとるコツやたんぱく質を簡単にとるコツのお話をして参加のみなさんと、それぞれの食事改善の目標を立てました。2回目(2月)は、みなさんがいつも利用するスーパーで買えるたんぱく質豊富な調理食品の試食を行いました。サラダチキン、魚肉ソーセージ、イワシの加工品、豆乳などです。
参加したみなさんからは、「初めて食べた。おいしい。買ってみようかな」と好評でした。また、2回の教室を開催して「フレイル」を理解した方が41%増え、たんぱく質を意識して摂っているかという質問に「はい」と答えた方は、25%増えました。
「フレイル」予防の食事の工夫について、詳しく知りたい方はいつでも健康長寿課へご連絡ください。お待ちしています。
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