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エコ通信

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鹿児島県 志布志市

■10月は食品ロス月間です
◇食品ロスとは
食品ロスとは、本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことをいいます。令和元年より、10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」と定められています。

◇家庭での食品ロスをなくそう
日本の食品ロス発生量は、年間およそ472万トン、1人あたり、おにぎり1個分の食べ物を毎日捨てていることになります。
削減には、家庭での取組が重要です。食品ロスのおよそ50%は「家庭」から排出されており、主に「食べ残し」、「直接廃棄」、「過剰除去」が原因として考えられています。
食べ残し…食べきれずに捨ててしまう。
直接廃棄…賞味期限・消費期限が切れて、そのまま捨ててしまう。
過剰除去…調理の時に本来食べられる部分まで捨ててしまう。

▽家庭で発生する食品ロスの状況

■実践しよう!30・10(さんまる・いちまる)運動
宴会などでは、提供された料理の2割近くが食べ残されており、その量は、食堂・レストランでの昼食の約8倍にもなります。
30・10運動とは、忘年会や新年会などの宴会の席から食品ロスを減らしていく取組であり、乾杯後の30分間と終了前の10分間は自席について料理を楽しむことにより、食べ残しによる食品ロスを減らす運動です。宴会や会食などでは、みんなで「残さず食べきる」を目標に掲げ次のことに取り組みましょう。
▽残さず食べきるための3か条
(1)参加者に合わせた店舗・メニュー選定と、食べきれる量の注文を心がけよう
(2)乾杯後、食べ始めてから30分間は席を立たず、料理を楽しもう
(3)お開き前10分間は自分の席に戻り、残っている料理を楽しもう

■アメリカザリガニにご注意を!
「アメリカザリガニ」は、湖沼やため池、水田、公園の池などに生息しており、水生植物や動物を捕食し、水辺の生態系を破壊する恐れがあります。また、稲の苗を摂食・切断するなどの農業被害をもたらすとされており、令和5年6月から条件付特定外来生物に指定されています。
そのため、志布志市生物多様性センターでは、環境省環境カウンセラーの窪健一氏と連携し、市内に生息するアメリカザリガニを1300匹以上捕獲・処分しました。
一度入ってきた外来生物を駆除するには、たくさんの労力や時間・費用がかかります。
在来種を守ることは、生物多様性の保全につながります。外来種の脅威を再確認し、予防三原則「入れない、捨てない、拡げない」の徹底をお願いします。

問い合わせ先:有明庁舎 市民環境課 環境政策グループ
【電話】474-1111(内線133)

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