■教職員が情報通信技術(ICT)研修 児童のより良い学びのために
小・中学校の教職員を対象としたICTに関する研修会が8月4日に丹波小学校で行われました。児童・生徒に1人1台の情報端末が貸与されるなど、教育現場のデジタル化が進む中、指導力向上を目指し市が実施したもの。44人の教職員が、デジタル教材を活用した授業の行い方を模擬授業形式で学びました。丹波小の中村彦人(なかむらげんと)教諭は「デジタル教材は子どもたちの可能性を広げてくれるもの。より良い授業ができるよう役立てたい」と話しました。
■池田湖水フェスティバルが開催 池田湖の奥深さを学ぶ
第19回池田湖水フェスティバルが8月6日に池田湖周辺で開催されました。池田湖の豊かな自然環境を子どもたちに学んでもらおうと市が開催したもの。ご当地ヒーロー薩摩剣士隼人の生みの親で、池田湖の大ファンである一般社団法人チェスト連合の外山雄大(とやまたけひろ)代表らの講演や体験活動を通し、市内外の小学生らが魅力を学びました。山川小3年の西之原初楓(にしのはらいちか)さん(森松西)は「きれいな水を守るためにシャンプーを使い過ぎないようにしたい」と話しました。
■子どもマンガ教室が開催 漫画の技術を学ぶ
子どもマンガ教室が8月11日に山川図書館で行われました。著名な漫画家が誕生した指宿で、漫画家の卵を育てようと同図書館が企画。NPO法人マンガプロジェクト鹿児島の講師から、参加した小・中学生14人がストーリーの作り方や、登場人物の喜怒哀楽の表現方法などを学び、それぞれが描いた4コマ漫画の発表会も行われました。指宿小4年の福迫慧茉(ふくさこえま)さん(外城市)は「吹き出しの書き方など勉強になった。将来は漫画家になりたい」と話しました。
■市民が春の叙勲 地域への尽力が評価
令和5年春の叙勲を3人の市民が受章しました。受章者は「地元での頑張りが評価されてうれしい。受章を励みに地域のために引き続き頑張りたい」と喜びを話しました。
※詳しくは本紙をご覧ください。
■自動車レースで優勝を果たし凱旋(がいせん) 世界を舞台に女性初の快挙
7月にフランスで行われたF3レースの世界大会で女性初の優勝を果たした野田樹潤(のだじゅじゅ)さんが8月16日、指宿庁舎で優勝報告を行いました。指宿にゆかりのある野田さんを応援する連携協定を5月に締結後、初めて市役所を訪問。多くの市民に身守られる中、野田さんは「指宿の皆さんにこんなに早く良い結果を報告できるとは思わなかった。小さい頃に遊びに来ていた指宿の人たちに応援してもらえて、うれしい」と喜びを話しました。
■川尻漁港海岸でウミガメ放流会 元気に育って戻ってきてね
ウミガメ放流会が8月17日に川尻漁港海岸で行われました。乱獲や環境汚染によって個体数が減少しているウミガメの放流を通じて命を大切にする心を育み、郷土の海を大切にしてもらおうと川尻校区公民館が企画。地域住民70人が参加し、ふ化場で生まれたばかりの子ガメ70匹を早朝に海へ放流しました。中川堅治(なかがわけんじ)館長は「川尻保育園と川尻小学校の子どもたちに貴重な経験をさせることができて良かった」と話しました。
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