■県スプレーギク研究会が花育教室 特産品でプレゼントを作ろう
フラワーアレンジメント教室が9月8日に慈光保育園で行われました。県スプレーギク研究会が重陽の節句(菊の節句)に合わせ市の特産品であるキクについて学んでもらい、豊かな心を育んでもらおうと企画。地域で1人暮らしをする95歳以上の高齢者へ贈るため、フラワーアレンジメント作りに園児17人が挑戦しました。大園幸平(おおぞのこうへい)会長は「多くの人にスプレーギクを知ってもらい、記念日に贈るなど活用してほしい」と話しました。
■女流棋戦の最高峰の戦い 熱戦が再び指宿で
将棋の女流棋士のタイトル戦である白玲戦七番勝負第2局の開催に合わせ、9月8日に対局会場の指宿白水館で開会式が行われました。式では里見香奈(さとみかな)白玲と西山朋佳(にしやまともか)女流三冠へ打越市長から特産品の詰め合わせが贈られました。決戦に向けて里見白玲は「多くの皆さんに旗振りの歓迎をしていただいた。今期も指宿で白玲戦を戦えてうれしい」、西山女流三冠は「白玲になれるよう自分の力を全て出し、精いっぱい頑張りたい」と意気込みを話しました。
■指商PTAが全国表彰 長年の支援で連続受賞
8月に宮城県で行われた全国高等学校PTA連合会大会で、全国高等学校PTA連合会長表彰と優良PTA文部科学大臣表彰を指宿商業高等学校PTAが受賞しました。学校活動への長年の支援が評価されたもので、本年度は他にも鹿児島県PTA連合会長表彰と九州地区高等学校PTA連合会長表彰を受賞。合わせて4つの表彰を受けました。西高典(にしたかのり)会長は「伝統的に引き継がれてきた支援活動のたまもの。今後も学校を支えたい」と話しました。
■県内初のみどり認定 環境に優しい栽培方法が評価
JAいぶすきエコオクラグループへのみどり認定認定証交付式が9月12日にJAいぶすき中部支所で行われました。環境への負荷の低減に取り組む農林漁業者を認定するもので、県内では初の認定。オクラ栽培におけるテントウムシなどを利用した総合的病害虫・雑草管理(IPM)技術で化学農薬の使用量を低減する取り組みが評価されました。前川信男(まえかわのぶお)会長は「IPM栽培の技術が広がるよう、これからも取り組んでいきたい」と話しました。
■株式会社指商が敬老記念品 真心込めた逸品を贈る
市社会福祉協議会による敬老記念品の贈呈が9月13日から2日間行われました。同会が毎年実施する取り組みで、記念品の準備を株式会社指商に依頼。指宿商業高校の生徒がデザインしたトートバックや漬物など特産品の詰め合わせ約1100セットが用意され、14日には山川文化ホールで生徒が手渡しました。参加した2年の福留梓(ふくどめあずさ)さん(苙口)は「高齢の方が喜ぶような品を選んだ。これからも元気で過ごしてほしい」と話しました。
■西指宿中でSOSの出し方教育 心の健康を考える
9月の自殺予防週間に合わせたSOSの出し方教育が9月14日に西指宿中学校で行われました。心が苦しくなった時にどのように対処すれば良いか学んでほしいと市が企画したもの。県スクールカウンセラーの保(たもつ)さらさんを講師に招き、ストレスの原因や対処法、助けの求め方について全校生徒が学びました。3年の谷美優(たにみゆ)さん(麓下)は「ストレスへの向き合い方がよく分かった。ストレスを強く感じたら気の合う友達に相談したい」と話しました。
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