~糖尿病・糖尿病予備群は約4人に1人!自覚症状のないうちから予防と改善を~
■知っていますか? 糖尿病の実態
糖尿病は、インスリンというホルモンがうまく作用しないことで、血液内の糖が必要以上に多くなっている状態をいいます。血糖値が高いまま放置すると、動脈硬化が進んで全身の血管に障害が出る可能性が高まります。そのため、細小血管の多い腎臓や目・体の末端に障害が起こることが多いのです。
■糖尿病にかかってしまったら
糖尿病の治療は、「食事療法」と「運動療法」を中心とした生活習慣改善に「薬物療法」を組み合わせます。
糖尿病は「血糖をコントロール」する病気です。糖尿病と診断されても医師の指導の下、血糖をコントロールできれば、糖尿病は重症化することなく、これまでと同じように生活できます。
空腹時血糖値やヘモグロビンA1c(エーワンシー)の健診数値に異常のあった人は、自覚症状がなくても必ず医療機関を受診しましょう。
~血管が傷つくことによって起こる糖尿病の主な合併症~
○印の合併症は糖尿病の三大合併症です。
(詳細は本紙またはPDF版22ページをご参照ください。)
○糖尿病網膜症(失明)
○糖尿病性腎症(透析治療)
○糖尿病神経障害・壊疽(えそ)
・脳梗塞
・歯周病
・心筋梗塞
・閉塞(へいそく)性動脈硬化症
◆糖尿病を予防・改善するための生活習慣のポイント
・食事(血糖値の上昇を左右する)は主食・主菜・副菜をそろえてバランスよく食べましょう。また血糖値を上げにくい食材を食べましょう(雑穀類・野菜類・海藻類・きのこ類など)
・カロリーの高い飲み物やお菓子を控えましょう
・適度な運動でインスリンの働きを良くし、血糖値を下げましょう
・生活リズムを整えて血糖を安定させましょう
問合せ:健康増進課保健事業係(指宿保健センター内)
【内線】287
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