情報掲示板「お知らせ」(4)

16／37

■農地中間管理事業の活用
農地中間管理事業とは、農地の貸し借りを農地中間管理機構(農地バンク)を通じて行い、農地の集積・集約化、農業経営の規模拡大による農用地などの効率的利用を促進し、農業の生産性の向上を図る事業です。
県知事から農地中間管理機構の指定を県地域振興公社が受けており、営利を目的としない公的機関の仲介により、安心して農地の貸し借りを行えます。

◇地域集積協力金
地域内の農地の一定割合以上を農地バンクに貸し付けて担い手への農地集積・集約化に取り組む地域に対して交付されます。
交付対象：地域計画
交付要件：地域計画のエリアに含まれている地域で、農地バンクへの貸付面積の一割以上が新たに担い手に集積される必要があること
交付単価と交付額：地域内の農地面積のうち農地バンクの活用率に応じた交付単価を交付対象面積に乗じた額
※交付単価は変動する場合があります。(農作業委託分は2分の1)

問合せ：農業委員会事務局地域計画係(いぶすき農業支援センター内)
【電話】(内線)724

■梅雨・台風に備えたサツマイモ基腐病対策
近年、県内のさつまいも産地においてサツマイモ基腐病を主な要因としてツルが枯れ、イモが腐るなどの被害が発生しています。
サツマイモ基腐病菌は水を介してまん延するため、水が停滞したほ場での発生が多く、まん延してからでは被害を抑えることが難しくなります。
防除が手遅れにならないよう次の点に留意しましょう。

○予防防除の徹底
植え付け21日後と35日後にフロンサイドSCを散布し、その後30日を目安に定期的に薬剤散布を行いましょう。なお、薬剤散布を行っていないほ場においては大雨が予想される場合、早めに予防散布を行いましょう

○排水対策の徹底
降雨後はほ場を見回り、排水がうまくいっているか確認しましょう

問合せ：農政課園芸振興係(いぶすき農業支援センター内)
【電話】(内線)713

■令和5年度中山間地域等直接支払制度の実施状況
中山間地域等直接支払制度は、傾斜が急な農地や基盤整備されていない農地などでの農業生産活動の不利を補うことで農地の保全や維持管理に役立てられています。
令和5年度は農道の除草や水路の泥上げ、休耕地での景観作物の植栽、近隣小学校との交流などを行いました。
これらの活動資金となった令和5年度の交付金の交付状況は次のとおりです。

問合せ：農政課農政企画係(いぶすき農業支援センター内)
【電話】(内線)714

■雇入れ時教育を行いましょう
農業における雇入れ時教育の実施が4月1日から法律によって義務化されました。農林水産省ホームページに教育用テキスト・リーフレットが公開されていますので労働者を雇用している農業者は雇入れ時教育を行う際に活用しましょう。
義務付けられた教育内容：
・機械・原材料などの危険性や有害性、取り扱い方法について
・安全装置・有害物抑制装置、保護具の性能・取り扱い方法について
・作業手順について
・作業開始時の点検について
・当該業務に関して発生する恐れのある疾病の原因・予防について
・整理整頓・清潔の保持について
・事故時などにおける応急措置・退避について
・その他、当該業務に関する安全・衛生のために必要な事項

問合せ：農政課畜産振興係(いぶすき農業支援センター内)
【電話】(内線)710

■地下水採取の届け出
地下水は地層内にあり、地盤を支える働きをしています。そのため地下水を過剰にくみ上げると地盤沈下や渇水を引き起こす恐れがあります。
地下水を採取する設備を設置する場合は事前に届け出てください。
対象：揚水機の吐出口の口径が40mm以上の物
※温泉法に規定する温泉は除く。

届け出先・問合せ：環境政策課環境衛生係
【電話】(内線)242