これからの季節は風水害が多くなります。梅雨や台風が来る前に避難経路の確認、周囲の安全対策ができているか、災害時の備蓄品があるかなど確認してみましょう
(1)災害への備えを万全にするため、何が必要か話し合ってみましょう
・家の周りに飛びやすい物や壊れてる箇所はなかったかな?
・備蓄するのは食べ物や飲み物だけじゃないよね?
・どこに避難すればいいのかな?
・停電した時の気象情報はラジオも活用できるよね?
より詳しい内容を知りたい方は市ハザードマップをご覧ください。〔ハザードマップ28ページ〕
市ハザードマップはホームページからも確認できます。
(2)家周りの安全を確認しましょう〔ハザードマップ2・3ページ〕
●屋根
瓦の割れや剝がれ、トタンのめくれや剝がれなどはありませんか
●非常口の確保
通路や出入り口に避難の妨げになる自転車やベビーカーなどはありませんか
●雨どい・雨戸
・雨どいに落ち葉や砂が詰まっていませんか
・雨戸にガタつきや緩みはないですか
・雨どい・雨戸の継ぎ目の外れや塗装の剝がれ・腐りはありませんか
●家の周りの物
・プロパンガスのボンベは固定されていますか
・植木鉢などは整理整頓されていますか
(3)災害時の備蓄品が足りているか確認しましょう〔ハザードマップ4・5ページ〕
災害直後から混乱が収まるまでの数日間、自給自足するための物資が災害時の備蓄品です。少なくとも3日(できれば1週間)は自力で生活できるよう準備ができているか確認しましょう。
●備蓄品リスト
・飲料水(1人1日3リットル)
・食品(レトルト食品、長期保存品など専用品の他、ローリングストックを活用しましょう)
・給水用ポリタンク・バケツ
・カセットコンロ
・ガスボンベ・使い捨ての食器類
・食品用ラップ
・ランタン
・災害用トイレセット
・体拭きシート
・水の要らないシャンプー
・ガムテープ
・ビニールシート など
※乳幼児用品・高齢者用品など災害時に配慮すべき方の用品も家族構成に合わせて追加しましょう。
●ローリングストックとは
備蓄専用の保存食も大切ですが、普段から少し多めに食料品・日用品を買っておき、使った分だけ買い足しておくことで、常に一定量の備蓄を自宅に確保しておくことをローリングストックといいます。
(4)避難所の場所を確認しましょう〔ハザードマップ24~26ページ〕
警戒レベルは水害や土砂災害に備えて住民が取るべき行動をお知らせするために5段階にレベル分けしたものです。どの警戒レベルで避難するか、速やかに避難できるようにどこの避難所に行けば良いか確認しましょう。
●Check!〔ハザードマップ32~65ページ〕
次のような危険な土地に居住されている人は、早めに避難するようにしてください。
・裏山が崖崩れの恐れのある土地に住んでいる人
・盛り土などの造成地で、豪雨により地盤が緩み崩れる恐れのある土地に住んでいる人
・高波による被害が予想される海岸(湖岸)地帯の土地に住んでいる人
・大雨と大潮とが重なり、洪水の被害に遭う恐れのある土地に住んでいる人
※避難場所の開設については防災行政無線などでお知らせしますので、市の防災情報に注意してください。
(5)防災ラジオ・気象情報の確認について
室内でも緊急情報や防災情報などを受信できるよう、個別受信器(防災ラジオ)の販売をあっせんしています。
電波の状況によっては、アンテナ設置が必要となります。アンテナが必要な場合は市が貸与しますが、設置費用は自己負担です。
●防災ラジオ
防災ラジオ本体価格:9,500円(税込)
アンテナ設置費用:2,200円(税込)
●アプリ・テレビの防災情報〔ハザードマップ16~18ページ〕
◇Yahoo防災速報
豪雨・台風・地震などさまざまな防災速報が確認できます。
※使用しているスマートフォンにアプリのダウンロードが必要です。
◇MBCデータ放送
テレビのチャンネルをMBCに合わせ、dボタンから「トップ→暮らしの情報→市町村情報→指宿市」を選択し、天気・災害情報を確認できます。情報はMBCアプリからも見ることができます。
※お住まいの市町村が表示されない場合はテレビの地域設定を行ってからご覧ください。
災害はいつ起こるか分かりません。災害が発生しても落ち着いて行動できるように、一人一人が日頃から備えておくことが大切です。風水害が多い季節を安心・安全に過ごせるよう備えましょう。
問合せ:危機管理課
【電話】(内線)151・152
<この記事についてアンケートにご協力ください。>