~人生100年時代のために100のアクションを起こそう~
■アクション-「こどもの育ちを支える」ために私たちにできることを考えよう
子どもの発達を地域で理解し、支えていくことを目的に「子育て講演会兼こころの健康づくり講演会」を開催しました。講師から、発達に特性のある子どもたちと関わる上で大切なことは何か、事例も交えながら具体的でわかりやすいお話がありました。講演後、参加者同士で日頃子どもと関わる中で感じていることなどをグループワークで語り合い、日頃抱えている思いを互いに共有することができました。
講師への質問も多く、参加者の関心の高さがうかがわれました。
講演:「子どもの育ちを支える」
講師:志學館大学大学院 心理臨床学科 山喜高秀先生
「反抗的な態度をとる、奇声を上げるなど、子どもの表面的な行動だけに目を向けるのではなく、背景にある特性を理解しようとすることが大切。「普通」という言葉にとらわれすぎないで。目の前の子どもの「得意」「不得意」を見抜き、「得意なこと」「できること」を伸ばしてあげてほしい。」
▼グループワークの様子
保護者と支援者(保育園、小学校教諭など)で分かれてグループワークを行いました。
○保護者グループから
・自分の子どもに対して、できないことばかりが目に付いてしまうが、できていることに目を向けてあげようと思った。
・親自身の得意、不得意も認められるようになりたいと思った。
○支援者グループから
・子どもたち一人一人に寄り添う時間を大切にして、子どもの持っている「いいところ」を伸ばしていきたい。
○参加者の感想
・発達に特性を持つ子どもたちへの関わり方や接し方を改めて考えさせられ、勉強になった。
・講話を聞いて、子どもとの向き合い方のヒントを得られた。
・集団の中で子ども自身が「分からない、助けて」と言える力、社会性を育てることが大切である、ということが印象的であった。
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