■みんなで考える高齢者の権利擁護
高齢者の孤立を防ごう!
◇高齢者の権利擁護とは?
高齢者が、その人らしく安心して暮らし続けていくことができるよう、身体の安全、自己決定や社会参加、財産などの権利や尊厳を守ることを言います。特に認知症などにより判断力の低下した高齢者は、虐待や悪質商法などの権利侵害にあいやすいため、お互いの見守りや周囲の気づきが大切です。
◇こんな気になる出来事ありませんか?
・最近顔色が悪く、具合が悪そう
・見知らぬ人が出入りしている
・家の中から怒鳴り声や悲鳴が聞こえる
・同じ洗濯物が干したままになっている
・表情が暗く体にアザや傷痕がある
・地域の行事や集まりに参加しなくなった
・郵便受けに新聞や郵便物が溜まっている
↓
高齢者がなんらかの被害や問題を抱えているかもしれません
▽気になる高齢者に気づいたら相談を
高齢者について相談したいことがある場合は、地域の民生委員や地域包括支援センターへご相談ください。高齢者の状況をお聞きし、関係機関などと連携して対応します。成年後見制度や消費者被害などの相談も可能です。
▽高齢者の虐待を防ぎましょう
殴る蹴るなどの行為のほか、怒鳴る・無視することも虐待にあたります。高齢者本人の年金を取り上げること、必要な世話をしないこと、排泄の失敗を責めたり笑ったり人に話すことも虐待行為にあたります。地域の方の見守りや声かけ、介護者の介護負担を軽減することも大事です。
◆出前講座の案内
日置市では出前講座を行っています。高齢者の権利擁護や認知症のこと、介護のことなど地域の集まりを利用して受講してみませんか?
問合せ:日置市地域包括支援センター
【電話】099-248-9423
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