2024年度 全国統一防火標語
守りたい 未来があるから 火の用心
~心がけよう災害への備え~
1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登半島地方をマグニチュード7.6(最大震度7)の地震が襲い、広い範囲で大きな被害をもたらしました。大地震や豪雨などの自然現象は、人間の力では食い止めることはできません。
しかし、災害による被害は、日頃の備えによって軽減することが可能です。
いざという時に、できるだけスムーズに行動できるよう、普段から備えをしておきましょう!
○自助・共助・公助
3つの連携が円滑なほど、災害による被害は軽減できます。
災害時の助けは、自助と共助が9割と言われています。
災害の被害を軽減するためには、「自助・共助・公助」が必要不可欠です。
[自助]一人一人が取り組むこと。
[共助]地域や身近にいる人同士が一緒に取り組むこと。
[公助]国や地方公共団体が取り組むこと。
○いざ!!という時のために
1.備蓄品を備える
災害が発生すると普段通りの生活ができなくなることも考えられます。数日間生活できるだけの『備蓄品』を備えましょう。
・目安として最低限3日間程度の水や食料品は備蓄しましょう。
・家族構成などによって必要となるものは異なります。自分や家族にとって本当に必要なものを考えて準備しましょう。
2.非常持出品を準備する
災害の被害によっては、避難を余儀なくされることもあります。避難するときに持ち出す『非常持出品』を準備しておきましょう。
・非常持出品は、備蓄品の中から、避難生活に必要なものを選びましょう。備蓄品にない場合は、必要に応じて準備しましょう。
・玄関や寝室など持ち出しやすいところに準備しましょう。背負える袋などにいれておけば、持ち出したときに両手が使えて便利です。
■今年も暑い夏がやってきます
○熱中症を予防するためには…
「暑さ対策」「こまめな水分」+「暑熱順化」
→暑熱順化とは、体を暑さに慣れさせ、熱中症に負けない体づくりをすることです。
日常生活に運動や湯船につかる習慣を取り入れて、涼しい時期から夏の暑さ対策として準備しましょう。
○日常生活でできる暑熱順化するための動きや生活
・ウォーキング・ジョギング
目安としてジョギングなら、15分程度、ウォーキングなら30分程度体を動かして適度に汗をかきましょう。
・筋トレ・ストレッチ
室内では筋トレやストレッチで軽く汗をかくことができます。目安として、時間は1回30分程度行いましょう。
・入浴
シャワーのみで済まさず、湯船にお湯をはって入浴しましょう。入浴前後には水分と適度な塩分を補給し、入浴で汗をかきましょう。
暑熱順化には個人差があるので、無理のない範囲で汗をかきながら、体を暑さに慣れさせましょう。
こまめな休息と水分・塩分補給で“熱中症ゼロへ”
■消防職員が教える!!腰痛予防トレーニング
腰痛は、業種・年齢問わずあらゆる作業環境で発生しています。腰は身体の「要」!!
腹筋や背筋、お尻の筋力トレーニングを行って「筋肉のコルセット」を作り、体幹を安定させて腰への負担を軽減させましょう。
○バックブリッジ(鍛える部位:背筋、お尻)
膝を曲げて仰向けになります。上半身と腰、足が一直線になる位置までお尻を持ち上げ、60秒間キープ。
片足を上げると負荷が強くなります。
○プランク(鍛える部位:腹筋)
うつ伏せの姿勢になり、両肘と膝、両つま先を床に付けます。膝を持ち上げて頭から足まで一直線になる姿勢を40秒間キープ。余裕があれば対角になる片手と片足を床から浮かして伸ばしてみましょう。
■New Face
4月1日から新規採用職員3人が日置市消防本部へ入庁しました。
1人は実務経験者であるため早速現場で活躍しています。2人は東市来町にある鹿児島県消防学校へ入校し、6カ月間消防の基礎となる知識・技術の習得のため日々励んでいます。難関な試験を突破した3人を紹介します!
※詳細は本紙をご覧ください。
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