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鈴木桂治監督 ~アテネ五輪 柔道金メダリストが沖永良部にやってきた!~

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鹿児島県知名町

8月16日(金)から4日間、2004年アテネ五輪柔道男子100kg超級金メダリストで、パリ五輪柔道男子日本代表監督の鈴木桂治さんが沖永良部島にやってきました。

16日の来島時には、えらぶゆりの島空港で、「鈴木桂治監督!お帰りなさい」の横断幕を掲げ、沖永良部柔道スポーツ少年団の子どもたち、保護者・指導者、その他関係者で、歓迎セレモニーが行われました。

17日には、鈴木桂治さんを講師に迎えた柔道教室が和泊町研修センター多目的ホールで開かれました。同少年団に所属する未就学児~中学生と指導者、約30名が参加。ウォーミングアップの後、鈴木さんを交え、柔道の稽古の1つである打込(うちこみ)練習(技で相手を投げる前までの動作を反復)を行いました。

後半は、鈴木さんが、体(たい)落としや足車(あしぐるま)、得意としていた小外(こそと)刈りなどの技を披露し、子どもたちに、引き手や釣り手、足の使い方をアドバイス。鈴木さんが子どもに投げられるパフォーマンスもあり、また、同少年団の指導者たちが、鈴木さんに体落としや払い腰などで投げられると、参加者や会場に駆け付けた観客から歓声が上がりました。

練習の後には、質問コーナーがあり、どうすれば自分から技を出せるかとの質問に「自分から動くことで、自分の得意な技に入るタイミングができる」。大会で初めて優勝したのはいつかとの問いに「初めて日本一になったのは高校3年の時なので、今の日本代表の選手たちと比べると遅咲きだった。誰にでもチャンスがあるので諦めずに頑張ることが大切」と答えました。オリンピック金メダリストを前に、キラキラした子どもたちの目が印象的でした。

最後に、参加者や見学者全員を対象にサイン会が開かれ、参加者全員の記念撮影で締めくくりました。「鈴木さんは、とても気さくな方。来年も来ると言ってくれました。それまでに成長した子どもたちの姿を見せなければ」と同少年団の指導者は、意気込みを話していました。

鈴木さんは、沖永良部島出身の友人がきっかけで、2018年に家族で初来島し、今回で4回目の来島。沖永良部での柔道教室は、3回目となります。

◇鈴木桂治 Keiji Suzuki
1980年生まれ(44歳)。身長184cm。体重100kg。茨城県常総市出身、国士舘大学体育学部体育学科卒業。
兄の影響で3歳から柔道を始める。
2004年アテネオリンピック柔道男子100kg超級金メダリスト。2021年9月に全日本代表チームの監督に就任。
2024年1月に東京都町田市に自身の道場をオープン。一男三女の父。

■沖永良部柔道スポーツ少年団 団員募集中!
練習日:日曜日・月曜日(たまに水曜日)
時間:18時00分~20時30分
場所:和泊町研修センター多目的ホール
月謝:無料

練習や大会の様子などをInstagramにアップしています。
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