令和3年6月、本市は、SDGs(持続可能な開発目標)の理念に基づき、多様性と包摂性のある社会の実現や持続可能で魅力的なまちづくりを推進すること、また、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ薩摩川内」の実現を目指し、薩摩川内市未来創生SDGs・カーボンニュートラル宣言をしました。
さらに、令和6年3月に「薩摩川内市カーボンニュートラル地域戦略」を策定し、本市の現状や地域特性を踏まえ、地域全体で地球温暖化対策に取り組むため、温室効果ガス排出量の削減目標や目標達成に向けた施策などを定めたところです。
次の世代へ持続可能な環境を引き継いでいくためには、私たち一人一人が地球温暖化対策に対する行動を起こすとともに、市民・事業者・行政が一体となって取り組むことが不可欠です。
※カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させ、排出を全体としてゼロにすることです。
2030年度目標:2013年度比46%削減以上の高みを目指す
2050年度目標:温室効果ガス排出量実質ゼロ
■部門別温室効果ガス総排出量および削減目標
※四捨五入の関係で合計が一致しない場合があります。
■本市の取り組み
・産業部門
事業者による排出削減の取り組みの促進、農林水産業分野の削減 など
・民生(業務)部門
建築物における温暖化対策の推進、徹底的なエネルギー管理の促進 など
・民生(家庭)部門
省エネルギーの取り組みや再生可能エネルギー導入の促進、住宅における温暖化対策の推進 など
・運輸部門
次世代自動車の導入促進、港湾における脱炭素化の推進 など
その他の分野でも施策、取り組みを定めています。
■家庭でできる取り組み
・自家用車の利用を控えて、公共交通機関を利用し、温室効果ガスの排出を減らす。
・節水シャワーヘッドなどの省エネルギー性能が高い家電を利用する。
・食品ロスを減らす。
・早めにアクセルを離すなどのエコドライブを心掛ける。
・不要なものを買わない。
問合先:本庁環境課生活環境G
【電話】内線4332
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