本市ではイノシシ、シカなどの鳥獣による農林作物への被害が依然として増えています。イノシシやシカなどが田畑へ侵入することで、農林作物の収穫量が減ったり、畦畔(けいはん)を掘り起こされたり崩されたりするなどの被害が深刻化しています。
「収穫できない分はそのまま放っておこう」「柵を取り付けたから安心」「捕獲してもらえるから大丈夫」そう考えていませんか?
被害防止のポイントを理解し、鳥獣を寄せ付けない環境づくりに取り組みましょう。
■有害鳥獣被害防止対策 3つの柱
対策1:寄せ付けない
対策2:侵入を防止
対策3:個体数を減らす
◆対策1〔寄せ付けない〕ための取り組み
・収穫しない野菜や果物を放置しない
・収穫せず放置している果樹は伐採する
有害鳥獣に餌場を提供しないこと、人間は怖い生き物としっかり認識させることがとても重要です。
◆対策2〔侵入を防止〕するための取り組み
電気柵を設置することで、電気ショックを与え、痛みにより柵は危険だと学習させることができ、農地への侵入を防ぐ効果があります。
◆対策3〔個体数を減らす〕ための取り組み
・猟銃やわなによる駆除を実施
農林作物などの被害拡大を防ぐため、地域猟友会による、駆除を実施しています。
※わなや銃の取り扱いは免許取得が必要です。免許取得を希望される方は、問合先までご連絡ください。
▽本市の有害鳥獣捕獲実績(令和6年4月1日時点)
■市公式LINEを活用して鳥獣目撃の通報ができます
鳥獣などを目撃した際は、市公式LINEのメニュー内「もっと薩摩川内」の「市民通報レポート」から通報ができます。鳥獣以外にも、道路・河川の破損などに関する情報なども通報できますので、ご活用ください。
問合先:
本庁農業政策課農政G【電話】内線4223、4222
各支所地域振興課
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