■自治会とは
自治会は、一定の区域に住む人々が和気あいあいと住みやすいまちを目指し、地域のみんなで運営する集まりです。普段の暮らしにおける困り事など、一人では解決できないことも、地域の問題として捉え、みんなで考え、支え合うことを目的とした住民自治組織です。本市の自治会加入率は、73・7%(令和6年4月現在)で、多くの住民が参加しています。
また、自治会を地区の単位で包括し、スポーツ協会や子ども会などの団体の運営体制や、事務局体制の強化を図りながら、より充実した横断的な取り組みを展開する住民自治組織が、地区コミュニティ協議会です。
自治会と地区コミュニティ協議会は、協力しながら、地域の活性化に取り組んでいます。
■自治会や地区コミュニティ協議会ではこのようなことをやっています
○触れ合えるまちづくり
お祭りやイベントなどの地域の交流事業や子ども会や老人会などへの支援を行っています。
また、広報薩摩川内の配布やまちの情報を提供しています。
○きれいなまちづくり
ごみステーションの清掃や管理、資源回収、リサイクル活動の他、道路のごみ拾いや草刈りなどの環境美化などにも取り組んでいます。
○安全安心なまちづくり
防犯灯の設置や維持管理などの防犯の取り組み、自主防災組織をはじめとした防災活動や交通安全活動などを通して、安全安心な地域づくりを目指しています。
また、地域の困り事や悩みを共有し、みんなで考えたり、自分たちでできることに取り組んだりすることで、解決できることもあります。
■住みやすいまちづくりのために
自治会加入の申し込みは、お住まいの地域の自治会長に自治会加入申込書を持参してお申し出ください。
※自治会加入申込書は、市ホームページからもダウンロードできます。
※自治会長が分からない方は、コミュニティ課までお問い合わせください。
~自治会や地区コミュニティ協議会は、会員の皆さまの会費で運営されています~
■いざという時も助け合う
コミュニティとは、今暮らしている地域をより良くしようという人々の活動によって生み出される生活の場のことです。コミュニティをより良くするために、本市では自治会や地区コミュニティ協議会における交流や環境美化、福祉などの活動を行っています。
また、近年の異常気象の増加に伴い、防災の観点からコミュニティの重要性が増しています。平成7年に発生した阪神・淡路大震災では、救助された方のうち、約80%が、自力または家族・近隣住民の救助活動によるものだったといわれています。
これを教訓として、各地で自主防災組織が強化され、平成28年熊本地震や令和6年能登半島地震においても、自治会組織などを中心とした自主防災組織が、消防団と連携して救出作業や安否確認、炊き出しをはじめとした自主避難所の運営などを積極的に展開しました。
地域の人たちと触れ合い、交流を深めていきましょう。つながりを通じて日常の困り事から、いざという時も助け合い、支え合うまちにしていきませんか。
問合先:コミュニティ課コミュニティG
【電話】内線4613
<この記事についてアンケートにご協力ください。>