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祝 薩摩川内市誕生20周年

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鹿児島県 薩摩川内市

本市には、貴重な自然や優れた景観が多く存在します。甑島もその一つで、多様な海岸景観をはじめとした優れた景観などが評価され、平成27年3月に、国定公園に指定されました。雄大な自然を体感しようと多くの観光客が訪れる場所となっています。
今回は、甑島区域の魅力を次世代へつなげていこうと各分野で活動されている方々を紹介します。

■甑島の魅力をつないでいる方々にインタビューをしました
○観光客と地域の人をつなぐ観光ガイド
純浦嘉孝(すみうらよしたか)さん
甑島には歴史的なものも含め、魅力ある多くの地域資源があります。最近は、外国からのクルーズ船も度々来ています。甑島特有のものを大事にし続けて、これらをどうやって国内だけでなく世界的にも広めていけるかを考えながら日々の活動をしています。
観光ガイドとして見るだけの観光ではなく、自分が持っている歴史などの知識も併せて、甑島の魅力を広めていきたいです。また、観光だけで完結させるのではなく、他事業と連携し、産業化に結びつくような取り組みができればと思います。

○地域と人をつなぐ
青瀬地区コミュニティ協議会会長 東実(ひがしみのる)さん
地域をどう盛り上げていくかや、地区コミュニティ協議会会長としての役割について考えながら活動しています。
甑大橋が開通したことで、多くの島民と直接顔を見て情報交換ができるようになり、人的交流が増えました。前会長から引き継いだ行事は今でも全て開催しています。これからも継承しながら、甑大橋が開通して可能となった、他地区と一緒に一つのイベント行事を開催したいです。

○人と自然をつなぐ
甑島ツーリズム推進協議会 活動推進員 西手達三(にしてたつぞう)さん
活動推進員の仕事には、環境を守るための活動があります。
力を入れていることの一つが、甑島に自生している市花のカノコユリの保存です。近年減少傾向にありますが、次世代に継承するために、カノコユリが草原いっぱいに咲いている「みっちり草原」の整備や外来種であるシンテッポウユリの駆除などを行っています。過疎化が進む中、若い世代にどう伝えていくかが課題です。「できない理由を探さない、できることからコツコツと」をモットーに、活動推進員の活動をしながら一つずつ課題をクリアして、甑島の自然を継承していきたいです。

■次世代の声
西手さんからみっちり草原の整備を受け継いでいる中潟史也(なかがたふみや)さんに話を聞きました。
転職を機に帰郷し、「茶やみっちり」をオープンしました。みっちり草原のカノコユリを守るために、遊歩道の整備などをしています。これからの担い手として、まずはカノコユリがこれからも咲き続けるよう、環境保全を第一に考えて活動をしていきたいです。

■観光客へインタビューをしました
○姶良市からの個人旅行客
近隣の島では1番交通の便が良かったので甑島観光を決めました。瀬尾観音三滝や長目の浜などを見ました。海がとてもきれいで、また来たいと思いました。

○神奈川県からの団体旅行客
カノコユリがきれいだと知人に聞いて、初めて来ました。自生のカノコユリを見ることができて、よかったです。

■9月10日~10月10日の記念事業
市民の皆さんと共にお祝いする記念事業を紹介します。記念事業の一つである冠事業は、市や各種団体などが実施する既存のイベントなどで、市誕生20周年を広く周知するために「市誕生20周年記念」の冠を付して実施しています。冠事業として実施するイベントを随時募集しています。詳しくは、市ホームページをご覧ください。

※募集が終了しているイベントもあります。

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