令和5年12月20日(水)、種子島中学校生徒会保体部長の宮田賢航さん(写真右)、副部長の吉元芯さん(写真中央)、ハ~ミ~(生徒によってデザインされた歯みがきキャラクター:写真左)が令和5年度学校保健・文部科学大臣表彰受賞報告のため、市役所を訪れました。
ここでは、生徒発信から学校へ、そして保護者までを巻き込んで目指した「歯と口の健康」についての取組とその成果が「令和5年度学校保健・文部科学大臣表彰」の受賞へと繋がった種子島中学校生徒会保体部の活動を紹介します。
[年間目標]
『一人ひとりが健康、安全に学校生活を送れるように環境を作り、体育的行事に積極的に取り組めるようにする』
種子島中学校生徒会保体部では、年間活動目標を掲げ、この目標を達成できるように、体育分野と保健分野でバランスよく構成された月別の目標を定めています。その月別の目標の中でも「歯と口の健康について考えよう」という目標を2回掲げ、この目標を達成するために生徒会保体部が定めた具体的な目標。
それが 鹿児島県No.1のキレイな歯の学校を目指そう‼
◎毎月8日を「歯っぴーDay」
その週は「歯っぴーWeek」
・クラスで音楽に合わせた歯みがき
・生徒会による校門での呼びかけ活動
・担任からの保健指導
◎学習発表会での発表
・歯の健康を守るために、必要なポイントの提案
(1)食べたら必ず歯みがきをする(2)間食の仕方に気をつける
(3)むし歯の治療を済ませる(4)定期健診に行く
・歯に関するアンケート調査結果(全校生徒に実施)
・8020(80歳で20本の自分の歯)達成のために大切な生活習慣の提案
市民の皆さまも「歯と口の健康」について改めて考えてみませんか?
◎夏休み・冬休みの歯みがき調査
◎小学校5・6年生に向けた歯に関する動画作成
◎健康診断の早期実施と治療の呼びかけ
→担任と部活動顧問から声かけへ
◎全生徒への歯科面談(養護教諭)
→一人ひとりへの歯科面談へ
◎学校保健委員会での協議
→学校歯科医、保護者を含めた協議へ
[大きな成果]
3年生のむし歯保有率が2年間で54.8%から19.6%へ大幅に減少
市民の皆さまも「歯と口の健康」について改めて考えてみませんか?
<この記事についてアンケートにご協力ください。>