〜山で幸せ、海で幸せ〜
日本で最初の国立公園・霧島錦江湾国立公園がある霧島市。市内全域の自然や文化などは霧島ジオパークとして、日本ジオパークに認定されています。霧島山や錦江湾をはじめとする市内の魅力あふれるスポットを紹介します。
四季によって表情を変える霧島山。今回は、自然公園財団えびの支部の須田淳さんに、大おおなみのいけ浪池の霧氷の魅力と冬山登山の約束事を聞きました。
自然公園財団 えびの支部
須田 淳さん
「冬山登山は汗をかかない程度のペースで。」
■大浪池(おおなみのいけ)の霧氷と冬山登山の備え
一面の銀世界が広がる冬の大浪池。きれいな景色を一目見るためには、夏山とは違う備えが必要です。
大浪池は四季の移ろいが楽しめ、中でも冬は異世界を思わせる銀世界に。真っ白い花のような霧氷と青空のコントラストは、見る者をとりこにします。
大浪池の霧氷は12月~2月、特に1・2月に見られることが多いです。氷点下まで気温が下がり、夜から朝にかけて霧がかかると霧氷ができやすくなります。インターネット自然研究所のホームページでは、えびの高原に設置されたライブカメラの画像が見られるので、登山前に確認するのがお勧めです。
きれいな景色が見られる冬山登山は、寒さ対策以外の備えも必要です。
・道路のチェーン規制や装備の確認
・チェーンスパイクなど滑りにくい器具の装着
・低体温症を予防するための、チョコレートなど高カロリーな携行食
冬は日が沈むのが早く、気温が低くなるのも早いため、夏山以上に時間に余裕を持った計画で登山に臨みましょう。
◇登山情報
※詳細は本紙PDF版12ページをご覧ください。
・火山・登山道情報はえびのエコミュージアムセンターホームページから
・えびの高原に設置されたライブカメラの画像はこちらから
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